チェッカーまで残り40分、上位陣では98号車ポルシェのみレインタイヤという状況のなかで路面が乾き出したことから、ローヴェは除々に後退していく。そして、トップ8圏外となったところでチームはたまらずタイヤ交換を行っている。

 一方、首位を走る25号車アウディはクリストファー・ハーゼが後ろとの差をマネジメントしながら走行を続けていたが、残り時間15を切ったところで左リヤタイヤがまさかのパンク。優勝目前で勝負件を失うこととなった。

 2番手を走っていた54号車ポルシェはこのアクシデントに乗じてトップに立つと、残り時間を危なげなく走りきり、シリーズデビューレースで初優勝を飾ってみせた。なお、この勝利はブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップにポルシェ車が初参戦した2012年以来、初めての栄冠となっている。

 2位はマルコ・マペッリがアンカーを務めたオレンジ1・FFFレーシング・チームの563号車ランボルギーニ・ウラカンGT3、3位にはブラックファルコンの4号車メルセデスAMG GT3が入り、3メーカーが表彰台分け合う結果となった。

 日本車勢はシルバーカップにエントリーしているジェンソン・チーム・ロケットRJNの22号車ホンダNSX GT3がクラス5位/総合13位でフィニッシュ。また、レクサスRC F GT3でアマカップに挑んだテック1・レーシングの23号車レクサスはクラス5位/総合32位となっている。

 2019年ブランパンGTシリーズの次戦第2戦は5月4~5日、イギリス・ブランズハッチで行われる。同ラウンドはシリーズ第2戦であると同時に、スプリントシリーズ“ブランパンGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ”の開幕戦でもある。

2位表彰台を獲得した563号車ランボルギーニ・ウラカンGT3
2位表彰台を獲得した563号車ランボルギーニ・ウラカンGT3
タイヤ選択を誤り上位から脱落してしまったローヴェ・レーシングの98号車ポルシェ911 GT3 R
タイヤ選択を誤り上位から脱落してしまったローヴェ・レーシングの98号車ポルシェ911 GT3 R
ジェンソン・チーム・ロケットRJNの22号車ホンダNSX GT3
ジェンソン・チーム・ロケットRJNの22号車ホンダNSX GT3

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