ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・ヨーロッパシリーズ

● PRO クラスは Lind と Postiglione の競り合い
● PRO-AM クラスの Amstutz/Kujala ペア、トップの死守なるか
● Biela、故郷のサーキットで戦いに挑む

 これまで、モンツァ、シルバーストン、ポール・リカール、スパ・フランコルシャンにて順次レースを進めてきたヨーロッパシリーズ。スパ・フランコルシャンでは50台もの車がグリッドに並び、スーパートロフェオの歴史に新たな記録を刻みました。今週末、ドイツのニュルブルクリンクでシリーズ第5戦が行われます。PROクラスのトップはDennis Lind(レイトン・レーシング・チーム)。この若きデンマーク人レーサーは、すでに5レースを勝ち抜き最多の勝利を収めています。そのLindに、わずか9ポイントの差で迫るのはVito Postiglione(インペリアル・レーシング・チーム)です。PRO-AMクラスでは、スパ・フランコルシャンで首位に輝いたPatrick KujalaとAdrian Amstutz(ボナルディ・モータースポーツ・チーム)がさらなる勝利を目指しています。18歳のドイツ人レーサーRik Breukers(GDLレーシング)を11ポイントほど上回りますが、来たるレースでさらにこの差を広げようとしています。AMクラスをリードするSteveTandy(インペリアル・レーシング・チーム)は、第5戦を欠場することに。ナイジェリア人レーサーNouri Shahin(ライパート・モータースポーツ・チーム)は、スパ・フランコルシャンで初勝利を飾りました。ランク首位の達成までにわずか2ポイントを残すのみで、この「ギャップ」を埋めるため今週末もトップの座を狙います。ランボルギーニ・カップでは、Tim Richards(トロ・ロコ・チーム)が新たな試練の時を迎えるでしょう。Gerard Van der HorstおよびWilliam Van Deyzen(共にヴァン・デル・ホースト・チーム所属)との差は、それぞれ4ポイントおよび6ポイントに過ぎません。両レーサーとも絶好調でスパ・フランコルシャンで勝利を収めており、手強い相手となることは必至です。ル・マン24時間レースやドイツツーリングカー選手権にて幾度となく優勝したFrank Biela(ドール・モータースポーツ・チーム)は、傑出したレーサー達の群れに交じりレースに挑みます。

ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・ヨーロッパシリーズの様子
ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ・ヨーロッパシリーズの様子

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