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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.09.20 21:06
更新日: 2016.09.20 23:03

道見ショーン真也 ランボルギーニ・スーパートロフェオ第10戦レースレポート

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ル・マン/WEC | 道見ショーン真也 ランボルギーニ・スーパートロフェオ第10戦レースレポート

 自身にとって第2の母国ともいえるアメリカでのレースシリーズに初参戦中の道見ショーン真也にとって、この第10戦を含めて残り3戦は、タイトル争いにとって最も重要なレースです。最終的にドクターの診察の結果、レース参戦許可を頂くことができました。

 レース参戦を許された道見ショーン真也は、期待と不安が入り混じる中、第10戦の決勝レースを無事スタートし、見事な集中力を見せて第10戦も2位でチェッカーを受け、最終戦を待たずしてプロ・クラスのタイトルを決定。

 参戦した10戦中、優勝7回、2位3回で全戦表彰台獲得という、圧倒的な速さと強さを見せた道見ショーン真也の活躍は、アメリカのレース史に刻まれたのです。

道見ショーン真也
道見ショーン真也

■道見ショーン真也(2016年度プロシリーズチャンピオン)のコメント
「本当に今の自分には、嬉しさで言葉が見つかりません。初優勝を飾った時と同じで、言葉に詰まってしまいました。チームの全員に、そして僕のレースキャリアをここまでサポートしてきてくれた皆さんに、家族全員に、そしてスポンサーの皆さんに心から感謝しています。今年1年間、皆がずっと僕を支えてくれました。本当にありがとうございました」

「昨日のレースはすごく激しく、熱いバトルを楽しめたと思いますが、運悪く体調が急激に悪化しはじめ、発熱して最後まで戦い切れないほどの苦しい状態でした。軽い肺炎症状になっていたそうで、薬を処方してもらい、今日、こうして最後まで頑張り切りました」

「今年は本当に素晴らしい1年でした。シーズンを通じて最高のマシンを与えてもらえましたし、いい時期にチームに加わり、共に力を合わせて最高の結果を勝ち得ました」

「2年前、ドラッグレーサーだった祖父が癌で亡くなりました。彼の存在があったからこそ、今の僕があります。彼は僕に、子供の頃からどうやってレーサーになったかとか、昔の武勇伝をよく話してくれました。その偉大な祖父に、今年の僕の1年を捧げます。本当にありがとうございました」


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