この最終スティントでは序盤にセーフティカーが入ったため、当初40秒以上に広がっていた上位2台との差は一気に7秒まで縮まりました。

 しかし、その2台との間に数台の周回遅れ車両がいたため、リスタート後バンコムはまずこの周回遅れを抜いていくことになりました。

 周回遅れを処理する間に上位2台が逃げていきましたが、バンコムは周回遅れをすべて追い抜くとさらにペースを上げてこれを猛追。終盤は2秒以内まで差を縮めてチェッカーを受けました。

 42番手からスタートした#22 GT-Rも、序盤に9つポジションを上げて33番手となると、その後も良いペースを維持しました。終盤の30分でさらにポジションアップに成功し31位でフィニッシュしました。

今シーズン初めてブランパンGTシリーズでの表彰台に上がった高星は、「ニュルのグランプリコースはブレーキが厳しいサーキットなので、セーブしながらのスティントでしたが、3人とも素晴らしい走りで1人1人が速かったし、ピット作業も早く、それが今回の結果に繋がりました。ここまですごく苦しいシーズンとなってしまって、チームともがいていたので、その中で手に入れた今回の表彰台は凄く嬉しいです。まだ上があるので満足ではありませんが、チームで手に入れた価値あるものだと思っています。ファンの皆さん、今回も応援ありがとうございました」とエンデュアランスカップの最終戦を振り返りました。

 今回の結果により、#23 GT-Rはシーズン5戦中3戦でトップ5フィニッシュとなりました。

以上

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