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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.09.26 18:57
更新日: 2022.09.26 19:05

BMW Team Studie 2022GTワールドチャレンジ・アジア第9戦/第10戦 レースレポート

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ル・マン/WEC | BMW Team Studie 2022GTワールドチャレンジ・アジア第9戦/第10戦 レースレポート

FANATEC GT WORLD CHALLENGE ASIA
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 前戦富士から約1カ月。PLUS with BMW Team Studieは、最終戦の舞台となる岡山国際サーキットに集った。台風の影響もあり秋らしい気温で迎えたレースウイーク。天候も心配されたが、公式プラクティスからは天候も回復した。

 Rd.9&10公式スケジュールスタートは金曜日。1時間の走行時間の後、夕方に1.5時間の公式プラクティスセッションが予定された。予選決勝へ向けたセッティングの確認を行いながら計測した1分29秒102はこのセッションでのトップタイム。後半を担当した山口選手も順調に周回を重ねた。公式プラクティスセッションでも予選、決勝へ向けたタイヤのマッチング等の用意されたメニューを順調に消化して初日を終えた。

 公式予選1、2とレース1が実施される土曜日は秋晴れに恵まれ、前日よりかなり高い気温での走行になった。

予選

 レース1のグリッドを決定する予選Q1は、大会規定により山口選手が担当。コースオープンに合わせてPLUS BMW M4を送り出した。アウトラップの後、そのままピットレーンへ戻すと予選用のタイヤへ交換。タイヤを温めながら徐々にタイムアップし、アタックに入ったときに最終コーナーでライバル車両がストップ。赤旗が提示されたため、4周目の1分30秒854の9番手で予選Q1を終えた。走行終了後イエローフラッグのペナルティがありレース1は12番手からスタートする。

 レース2のグリッドを決定する予選Q2は、荒選手が担当。入念にタイヤを温め5周目の1分28秒544で3番手ポジションを計測。レース2は3番手からスタートする。

PLUS BMW M4(山口智英/荒聖治)
PLUS BMW M4(山口智英/荒聖治)

レース1

 予選Q1走行終了後ペナルティにより3グリッドダウン。レース1は12番手グリッドにPLUS BMW M4をつけた。スタートドライバーは山口選手。しかし、走行開始直後からマシントラブルが発生し、14番手でコントロールラインを通過し翌周マシンをピット前に停車させトラブルシューティング実施すると、トップとは3周近く後方でコースへ復帰。その直後に車両ストップによるセーフティカー(SC)導入。リスタート後の12周目で18番手。上位に迫るタイムで走行を続け14周目で17番手にポジションアップ。翌周残り時間24分程で荒選手へステアリングを託すと19番手でコースへ復帰。荒選手も上位と変わらないタイムで周回を重ね次々とポジションアップ。総合14番手でこのレースを終えた。

レース2

 翌日、最終戦のレース2も秋晴れの下での開催になった。5号車PLUS BMW M4は荒選手が乗り込み予選結果により3番手グリッドについた。スタート直後にライバル車両がクラッシュしSC導入。PLUS BMW M4は接触があったもののレースリスタート後も3番手ポジションを維持して走行を続けた。14周目に上位車両にペナルティがあり2番手にポジションアップ。21周目でルーティンのピットストップを行い山口選手へドライバー交代を行った。2番手ポジションを維持してコースへ戻ると、後方の車両が後ろに迫る。真後ろに迫る車両を抑えきり2位でチェッカーを受けた。

PLUS BMW M4(山口智英/荒聖治)
PLUS BMW M4(山口智英/荒聖治)
2022GTワールドチャレンジ・アジア第10戦で2位表彰台を獲得した荒聖治/山口智英(PLUS BMW M4)
2022GTワールドチャレンジ・アジア第10戦で2位表彰台を獲得した荒聖治/山口智英(PLUS BMW M4)
2022GTワールドチャレンジ・アジア第10戦で2位を獲得したPLUS with BMW Team Studie
2022GTワールドチャレンジ・アジア第10戦で2位を獲得したPLUS with BMW Team Studie


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