「今日の優勝はビギナーズラックだったかもね」と語るのは、自身初めてのGTカーレースでトップチェッカーを受けたジェイミー・ウインカップ。
「チーム一丸となって戦ったマラネロ・モータースポートと、素晴らしいパフォーマンスをみせたチームメイトに感謝するよ」
2位表彰台を逃すクラッシュを喫したバン・ギスバーゲンは「ミスをした自分自身に腹が立っている」とコメント。
「オーバーテイクを許した後もジェイミー(・ウインカップ)についていけると思ったが、僕はミスを犯しクルマを壊してしまった。100パーセント僕の責任だ。チームとチームメイトに謝罪したい」
「優勝したフェラーリを祝福するよ。彼らは素晴らしい仕事をした」


15年以来2年ぶりの総合優勝を目指し、2台体制でレースに挑んだニッサン・モータースポーツは、バサースト初参戦のヤン・マーデンボローらが駆る24号車GT-Rが中盤まで上位勢の一角として健闘する。レースをリードする場面も多く見られたが、7時間過ぎにミッショントラブルに見舞われ、優勝争いから脱落。最終的に2周遅れの8位完走を果たした。
千代勝正らがドライブする23号車も、レース序盤にミッショントラブルを抱えて戦線離脱を余儀なくされた。修復後にレース復帰を果たすが、32位完走という結果に終わっている。
