2月10日から12日にかけて、ドバイ・オートドロームで2023年AsLMSアジアン・ル・マン・シリーズ第1戦と第2戦が行われ、アルガルベ・プロ・レーシングの25号車オレカ07・ギブソン(ジョン・ファルブ/ジェームス・アレン/キフィン・シンプソン組)が11日(土)に実施された開幕戦のウイナーに。翌12日(日)に行われた第2戦では、インターユーロポル・コンペティションの43号車オレカ07・ギブソン(ノーラン・シーゲル/クリスチャン・ボーグル/チャールズ・クルー組)が勝利を飾った。
ル・マン24時間レースの招待枠を懸けた“短期決戦”が、2023年も中東のアラブ首長国連邦で開幕した。全4ラウンドを2週間の内に行うAsLMSは、LMP2とLMP3、そしてGTの計3クラスによって構成されている。各クラスのシリーズチャンピオンには、世界三大レースのひとつで2023年に100周年を迎えるル・マンの自動エントリー権が与えられることも手伝い、今シーズンも合計47台がグリッドに並ぶ盛況ぶりをみせている。