9月24日、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットでELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ第4戦の4時間レースが行われた。5回のセーフティカーと3回のフルコースイエロー導入という荒れた展開となるなか、アルガルベ・プロ・レーシングの25号車オレカ07・ギブソン(カイフィン・シンプソン/ジェームス・アレン/アレックス・リン)が今季2勝目を飾り、選手権ポイントのリードを拡大している。

 レース残り10分、リンは最後のセーフティカーピリオドの際に4番手を走っていたが、前方を走る3台はすべて給油のためにピットインする必要があったため、この時点で実質トップに立っていた。リンはLMP3マシンのコースオフで導入された残り5分でのFCY後も後続との差をコントロール、総合2位/LMP2プロ・アマクラス優勝となったクール・レーシングの37号車(アレクサンドル・コイニー/ニコラ・ラピエール/マルテ・ヤコブセン)に1.8秒差をつけトップチェッカーを受けた。

 総合3位には、AFコルセ83号車のフランソワ・ペロード/マシュー・バキシビエール/アレッシオ・ロベラ組が入った。バキシビエールは最後のFCYが解除された直後にレーシングチーム・ターキー34号車をドライブするルイ・デレトラズをオーバーテイクし、総合表彰台を手中にした。

■スタートの混乱に佐藤万璃音の22号車も巻き込まれる

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