その後、上位は次々とタイムアップを果たし、セッション半ばには2014年の第2戦富士でアンドレ・ロッテラーがマークした1分22秒572を破るレコードタイムを記録。セッション終盤、残り15分となってからは雨が降り出し、残り5分となったところでピエール・ガスリー(TEAM無限)がターン5でストップしてしまう。この赤旗でセッション4度目の中断となり、そのまま初日午前のセッションは終了となった。

初日午前で3番手タイムの石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)
初日午前で3番手タイムの石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)

 結局、トムスのオリベイラが最初のセッションでトップ。2番手には最後に雨でコース上にストップしたものの、今季注目の大型新人、ガスリーが初めての富士で2番手に食い込み、ホンダ陣営のトップタイムをマークする結果となった。
初日午前でトップに立ったJ-P.デ・オリベイ(VANTELIN TEAM TOM’S)
初日午前でトップに立ったJ-P.デ・オリベイ(VANTELIN TEAM TOM’S)

ピエール・ガスリー(TEAM無限)
ピエール・ガスリー(TEAM無限)

2017年スーパーフォーミュラ 第2回公式合同テスト 1日目午前タイム(編集部計)

Pos. No. Driver Team Engine Time Gap
1 36 J-P.デ・オリベイラ VANTELIN TEAM TOM’S トヨタRI4A 1'22.122
2 15 P.ガスリー TEAM無限 ホンダHR-417E 1'22.253 0.131
3 2 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING トヨタRI4A 1'22.595 0.473
4 16 山本尚貴 TEAM無限 ホンダHR-417E 1'22.777 0.655
5 20 J.マーデンボロー ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタRI4A 1'22.850 0.728
6 41 伊沢拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダHR-417E 1'22.872 0.750
7 40 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING ホンダHR-417E 1'22.933 0.811
8 37 J.ロシター VANTELIN TEAM TOM’S トヨタRI4A 1'22.989 0.867
9 8 大嶋和也 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタRI4A 1'23.187 1.065
10 19 関口雄飛 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL トヨタRI4A 1'23.231 1.109
11 50 小暮卓史 B-Max Racing team ホンダHR-417E 1'23.272 1.150
12 10 塚越広大 REAL RACING ホンダHR-417E 1'23.300 1.178
13 65 N.カーティケヤン TCS NAKAJIMA RACING ホンダHR-417E 1'23.399 1.277
14 4 山下健太 KONDO RACING トヨタRI4A 1'23.437 1.315
15 18 中山雄一 KCMG トヨタRI4A 1'23.438 1.316
16 1 立川祐路 P.MU/CERUMO・INGING トヨタRI4A 1'23.532 1.410
17 3 N.キャシディ KONDO RACING トヨタRI4A 1'23.681 1.559
18 64 中嶋大祐 TCS NAKAJIMA RACING ホンダHR-417E 1'23.886 1.764
19 7 平手晃平 SUNOCO TEAM LEMANS トヨタRI4A 1'24.633 2.511

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