Honda プレスリリース

ピエール・ガスリー選手 #15 チーム無限

 スタートは非常に上手くいき、コースのアウト側から前へ抜け出そうとしたのですが、前の選手がこちらをよく見ていなかったようで、コースの外に押し出される形になってしまいました。

 ランオフエリアの芝生まではみ出たので、タイヤが草を拾ってしまい、その影響でポジションを落としてしまいました。それで、1周目でタイヤ交換を済ます決断を下しました。

 コースに復帰してからはマシンをプッシュし、ブレーキングでも頑張りましたが順位を上げるのは難しかったです。タイヤはレースの半ばくらいでグリップが落ち始めましたが、それほど問題にはなりませんでした。

 結局7位でフィニッシュして、初めて選手権ポイントが取れましたが、もっとマシンを速くして富士ではさらに良い結果を残すつもりです。

山本尚貴(チーム無限) 2017スーパーフォーミュラ第2戦岡山
山本尚貴(チーム無限) 2017スーパーフォーミュラ第2戦岡山

山本尚貴選手 #16 チーム無限

 予選結果から考えるとベストを尽くせたレースだと思います。予選では赤旗が出て、タイムアタックのタイミングを失ったうえ、その後でタイヤが十分温まっていないときに無理したせいか、スピンをして最下位になってしましました。

 決勝レースでは、当初2周目にタイヤ交換しようと考えていましたが、多くの選手が1周目、2周目にピットインしたので、僕は逆を行こうとステイアウトすることにしました。

 その結果、前にマシンがいない状態で自分のペースを守って走れて、順位を上げられたので大正解でした。

 最後尾スタートでしたが、0.5点とはいえポイントを獲れたし、チームとしても2台入賞できたので良かったです。僕らが今までやってきたことを信じて、次の富士に向かいます。

佐伯昌浩 株式会社本田技術研究所
スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー

 今日は上位を狙えるかなという手応えがあったんですが、赤旗の影響で思うようなアタックができない選手もいて、予選は残念な結果になってしまいました。決勝レースは、このコースではやはり予選ポジションとスタートが良くないと難しくなってしまうなという展開でした。

それでも苦しいレースの中、ガスリー選手はうまくレースをまとめて7位、山本選手はタイヤ交換を引っ張って、集団に引っかからないところを走るという戦略をとり8位に入賞してポイントを獲得しました。これはチーム無限のチーム力だったと思います。

 第3戦の富士へ向けては、エンジンのマッピングの見直しなどの対応を行って、よりよい結果を目指します。

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