開幕前のテストではかなりの好調ぶりだったが、開幕してからは予想よりも厳しい戦いが続いているガスリー。前戦岡山終了時には、「あまり結果が良いわけではないだけに、こういう時はすぐに次のレースがあった方が精神的にはいいんだけどね」とも語っていた。
この中間は「もちろんレッドブルの仕事がいろいろとあったし、僕のトレーナーと一緒にトレーニングキャンプを張ったりもしていたから、すごく忙しかった。でも、次の実戦を待つには長かったね。Wait, Wait, Wait! という感じだったよ」。
待望久しかった富士戦、決勝はガスリーにとってはスーパーフォーミュラで初めての250kmレースともなる。「長いレースだから戦う機会が多くあるのはいいね。暑いこともあるので、タイヤのマネジメントが難しくなるかもしれない。そのあたりは他の選手たちがどうするかを含めて、興味深くもあるよ。次のもてぎ戦までも結構長い間隔になるから、素晴らしいレースを戦いたいと思っている」。
1カ月以上の実戦インターバルを挟みつつの展開が続くなか、今度はいい気分で“忙しい休暇”を過ごせるか。表彰台というのは少々高い目標のようだが、本来は獲得できたであろう予選順位の5位あたりまでポジションを上げて富士戦を終えられれば、状況における一定の満足感は得られるというところかもしれない。まずはレッドブルカラーのマシンの出足に注目だ。
