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 スタートで先頭を奪った可夢偉は1分35秒後半から1分36秒前半のタイムで序盤の周回を重ねていく。同じく1分35秒後半から1分36秒台で走行していた野尻だが、2台の差は徐々に広がり、7周完了時点では5.3秒に広がっていた。

 7周完了時、早々にピットへ向かったのはPPスタートの山下。ソフトタイヤからミディアムタイヤに交換し13.5秒でピットアウト、最後尾でコースに復帰した。続いて10周完了時に伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が同じくソフトからミディアムに交換し山下の後ろへと戻る。

 スタートで最後尾に落ちた塚越だが、ソフトタイヤを装着し、軽めの燃料作戦なのか、他車よりペースがよくどんどん順位を上げていき、11周完了時点では8番手まで順位を上げていた。

 18周目、後方から怒涛の追い上げを続けていた塚越広大がピットイン。ソフトタイヤを履いてのスタートのため、ミディアムタイヤに履き替えるかと思いきや、タイヤのサイドウォールには赤いラインが。燃料軽めのまま再びソフトタイヤに履き替えて最後にミディアムタイヤに履き替える2ピット作戦を採った。20周目には他車が1分36~1分38秒台で走行する中、塚越は1分34秒842と驚速タイムでポジションを上げていく。

 28周目にミディアムタイヤを装着した中でトップを走る3番手のピエール・ガスリーがピットイン、ソフトタイヤに履き替え、塚越、山下の前になる4番手でコースへ復帰。

 30周完了時点でタイヤ交換義務を果たしていないのは一度もピットに入っていないトップの可夢偉と17番手スタートからピットストップを伸ばして2番手まで順位を上げた石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)の2台、そして2ピット作戦を採った3番手の塚越のみとなった。

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