ピエール・ガスリー選手 ♯15 TEAM無限

 グレートなレースでした。2連勝できて最高の気分です。スーパーフォーミュラに参戦したばかりの自分が、もう2回も勝てたのはチームのおかげだと感謝しています。
 
 自分も含めてどんどん成長していることを実感していますし、それにつれてさらにモチベーションが高まっている気がします。
 
 今日の決勝レースに向けては、当初ミディアムタイヤを装着していましたが、スタート直前にソフトタイヤに切り替えました。レースが始まるとトラフィックが予想されたので、周囲と同じことをやっていては前に行けないだろうと考えたからです。
 
 今日のレースはスタートがすべてでした。スタートで2番手まで上がり、その後コンスタントなペースで走れたのが勝因だと思います。

ピエール・ガスリー 2017スーパーフォーミュラ第5戦オートポリス
ピエール・ガスリー 2017スーパーフォーミュラ第5戦オートポリス

佐伯昌浩 株式会社本田技術研究所 スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー

 今回はタイヤ選択や燃料搭載量などの戦略面で非常に難しいレースでした。ガスリー選手とTEAM無限は、きっちりレース展開をコントロールして危なげなく優勝できたので、嬉しい限りです。
 
 戦略面で幅を持たせたことが優勝につながったと思います。ただ、スタート直後の第1コーナーでの混乱にHonda勢の何台かが巻き込まれてしまい、上位入賞できなくなった選手がいたのは残念です。
 
 シーズン2基目のエンジンを投入してから、予選タイムを見てもドライバーのコメントを聞いても想定したパフォーマンスが出ているようで、決勝でも2連勝という結果が残せました。
 
 この先もシリーズは混戦が続くでしょうが、次回のスポーツランドSUGOはHonda勢が得意としているサーキットなので、続けて上位入賞を狙っていきます。また、ガスリー選手にはチャンピオンを目指して頑張って欲しいです。

スタート直後に発生したアクシデントに巻き込まれた中嶋大祐と伊沢拓也
スタート直後に発生したアクシデントに巻き込まれた中嶋大祐と伊沢拓也

本日のレースクイーン

奥西はつみおくにしはつみ
2025年 / スーパー耐久
AutoLabo Lady
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円