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投稿日: 2017.09.11 16:53

スーパーフォーミュラ:SUNOCO TEAM LEMANS 2017第5戦オートポリス レースレポート

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スーパーフォーミュラ | スーパーフォーミュラ:SUNOCO TEAM LEMANS 2017第5戦オートポリス レースレポート

決勝(9月10日)

天気:晴れ / コース状況:ドライ
気温:25度 / 路温:33度(決勝開始前)
フォーメーションラップ開始:13時05分
決勝レース周回数:54周

#7 SUNOCO TEAM LEMANS SF14 フェリックス・ローゼンクビスト選手
決勝結果:2位(所要時間:1時間24分30秒177、ベストラップ:1分32秒087)
 決勝日もコンディションはドライ。ソフトとミディアム、両方のタイヤを用いなければならない規則状況下で各陣営はレースを戦う。SUNOCO TEAM LEMANSは大嶋を中心に前戦、そして今回の金曜~土曜と豊富に集めてきたソフトタイヤのデータに基づき、それにエンジニアチームが綿密に計算した燃費データを合わせこんで、決勝にはソフトで長く走ることを基本とした策を練って臨んだ。

 10番グリッドからミディアムで発進したローゼンクビストは、スタート後のポジション状況等を鑑みつつ、4周目にピットインして給油、ソフトに交換してゴールまで残り50周を走りきる作戦を採った。燃費とタイヤの「マネージングゲーム」と本人が評する走りでありつつも、今季は常に高次元にあるレースペースは健在。サブマリン的にポジションを上げていき、ローゼンクビストは見事に2位を獲得する。

 初コース続きながら、これで3戦連続の表彰台だ。シリーズランキングでは3位をキープ、首位との差を6点へと詰めることに成功した。

#8 SUNOCO TEAM LEMANS SF14 大嶋和也選手
決勝結果:3位(所要時間:1時間24分36秒257、ベストラップ:1分31秒533)
 初オートポリスである担当エンジニア、クラークが「ファンタスティック」と形容するコースで、ソフトタイヤをよく試してきたことも活かし、大嶋も今季定評ある決勝レースペースの良さを武器に15番グリッドから追い上げていきたいところだ。スタートタイヤはミディアム。

 大嶋もローゼンクビストとほぼ同じ戦略で走った。6周目にピットインして給油、ソフトに履きかえてゴールまで残り48周を走りきる。僚友の背中を追いかけるポジションに出た大嶋の順位も、着々と上がっていった。レース終盤にはローゼンクビストと2-3位の状況に。

 4番手以降のライバルたちが接戦している状況も味方につけ、大嶋は3位でゴールイン。復帰初年度の今季初となる表彰台を獲得した。

フェリックス・ローゼンクビスト選手のコメント

 今日はチームにとってハッピーな日になりました。みんなで頑張ってきた成果として2台で表彰台を獲得することができ、本当に嬉しいです。チャンピオンシップの方もトップと6ポイント差、ナイスな状況になってきたと感じています。今季は決勝でよくリカバーできていますからね。

 次のSUGOもチャレンジングなコースだと思います。予選が特に重要そうな印象もあるコースなので、予選でも前にいけるよう頑張ります。


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