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投稿日: 2017.09.12 19:53

スーパーフォーミュラ:ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 2017第5戦オートポリス

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スーパーフォーミュラ | スーパーフォーミュラ:ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 2017第5戦オートポリス

9/10(日) 決勝レース

天候:晴れ コース:ドライ
気温:25度 路面温度:33度
決勝レース距離 4.674km×54Laps=252.236km
決勝レース 13:05~14:32

 迎えた決勝日は、前日の予選日に引き続き晴天。今回も2&4レースで MFJ全日本ロードレース選手権シリーズや全日本F3選手権との併催ということもあって、スケジュールの都合上通常より少し早い13時5分にはフォーメーションラップがスタートしました。
 
 レースでは、1ピットストップが義務付け、そしてタイヤ交換義務もありソフトタイヤとミディアムタイヤの両方を使用しなくてはいけないレギュレーションということで、レース開始直前まで、ライバル陣営同様グリッド上でタイヤ選択に頭を悩ませましたが、予選で中団に沈んでしまったこともありITOCHU ENEX TEAM IMPULは関口雄飛とヤン・マーデンボローともに2ピット作戦を敢行する作戦を採用しました。
 
 予選Q3へ進めなかったことで上位勢とは異なり新品のソフトタイヤが1セット多く存在することで、2台ともにソフトタイヤでスタートし、あとの2回のピット作業でソフトタイヤとミディアムタイヤへ交換するものです。
 
 燃料搭載量を少なくし関口は11番グリッド、ヤンは14番グリッドからレーススタートを切りました。まずはスタートで2台ともにスタートダッシュを決めました。

ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

 
 オープニングラップでは関口6位、ヤン8位までジャンプアップに成功します。2周目、1コーナーで関口がNo.37 中嶋一貴選手(VANTELIN TEAM TOM’S)をオーバーテイクし5位へ。
 
 ヤンも同じ周回でNo.2 石浦宏明選手(P.MU / CERUMO · INGING)をかわして7位へと2台揃って順調にポジションアップします。続く3周目には、ヤンがNo.37 中嶋選手を捉えて6位へ、関口もオーバーテイクシステムを使いながらNo.18 小林可夢偉選手(KCMG)を抜いて4位に。そのまま3位のNo.1 国本雄資選手(P.MU / CERUMO · INGING)に背後にピッタリと付きます。
 
 6周目、関口が1コーナーでNo.1 国本選手を攻略し3位へとポジションを上げますが、ヤンはNo.18 小林選手を抜きあぐねてしまい6位を走行しますが、8周目にようやく1コーナーでオーバーテイクシステムに手をかけて5位へ浮上。2台ともに、順調にポジションをアップします。

 傍から見ると、オーバーテイクショーを成功させているようにも見えますが、2ピット作戦のため、その作業時間にかかるロスタイムをとにかく速いペースを刻むことで挽回せねばなりません。
 
 3位に上がった関口はトップ争いに加わりますが、1位のNo.40 野尻智紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と2位のNo.15 ピエール・ガスリー選手(TEAM MUGEN)に蓋をされる格好となってしまいました。
 
 そこで12周目に関口をピットインさせ、給油とソフトタイヤへの交換を敢行します。ヤンは関口のピットインで一時3位を走行しますが14周目にピットイン。こちらはミディアムタイヤを選択し、コースへと戻ります。


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