関口12位、ヤン13位の位置で我慢の走行となりますが、ともにトップグループよりも1周1.5秒ほど速いラップタイムでさらに後々のロスタイムを削っていきます。
他車のピット作業で順位を上げたり、コース上でオーバーテイクをすることで、2回目のピット作業直前の25周目には暫定順位で関口5位、ヤン7位となります。
26周目に関口が2度目のピットイン。ソフトタイヤからミディアムタイヤへ履き替えてコース復帰。ヤンはミディアムタイヤということもあり少し延ばして32周目にピットへ入り、こちらはソフトタイヤに交換してレースへと戻ります。
ヤンはピットアウト直後の33周目、1’30.197のファステストラップをマーク。関口が11位、ヤンが12位となります。36周目、ソフトタイヤでペースに優るヤンが関口をかわし順位を逆転。
ヤンは続く39周目にはNo.16 山本尚貴選手(TEAM MUGEN)をかわして10位。41周目には前車のクラッシュ、No.10 塚越広大選手(REAL RACING)をかわしたことで8位。いよいよポイント圏内へ入ってきました。
4位争いを展開するグループに徐々に接近していったものの、そこからのポジション浮上は叶わず。8位でフィニッシュ。今季3度目となる入賞、1ポイントを加算しレースを終えました。
一方の関口は、後半思うようにペースが伸びず。クラッシュしたマシンがあったことで1つポジションが上がった以外は順位を上げられません。逆に後続に迫られる苦しい展開となり、順位は守ったものの10位で2戦連続ノーポイントの悔しい結果に終わりました。
2戦連続でチームとして予選Q3に進めず、苦汁を舐める結果となりました。残りは2戦3レース(最終戦鈴鹿は2レース制)となりますが、次戦SUGOは昨年関口が優勝するなどチームとして良いイメージがあるサーキットとなります。
ふたたび表彰台へ戻れるよう戦いますので、引き続きITOCHU ENEX TEAM IMPULへのご声援よろしくお願いします。