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投稿日: 2015.04.20 11:58
更新日: 2016.09.14 12:03

トヨタ、SF開幕戦でワン・ツー・フィニッシュ達成

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スーパーフォーミュラ | トヨタ、SF開幕戦でワン・ツー・フィニッシュ達成

 中盤戦は大きな動きはなく、折り返しを過ぎた27周目、13位を走行していた国本が国本がピットイン。ここで給油の際に出火。火はすぐに消し止められたものの、国本は大きくタイムをロスすることとなってしまった。

 29周目終了時に、2位走行中の中嶋一貴がピットイン。翌周、中嶋一貴を追っていた山本もピットへ向かったが、中嶋一貴は素早いピット作業にも助けられ、山本の前でポジションをキープ。その翌周にはロッテラーもピットへ。盤石のピット作業で、全車がピットを終えた時点で、再びロッテラーが2位中嶋一貴に7秒程の大差をつけて首位に立った。

 ピット戦略で、最後まで引っ張る作戦を採ったのがロシター。前半戦はオリベイラに4秒ほどの差をつけられての7位を走行していたが、ピット戦略が奏功し、タイヤ無交換作戦を採ったこともあり、オリベイラの前でピットアウトすることに成功した。

 終盤戦は、ロシターをテール・トゥ・ノーズで攻めるオリベイラ、そしてこのバトルに追いついた石浦の3台による5位争いが白熱。残り2周となった42周目、バックストレートで共にオーバーテイクシステムを使ってのバトルから、シケインでの勝負を賭けたオリベイラだったが、2台は接触。ロシターがコースオフするも順位は変わらず、ファイナルラップでの争いになるかと思われた。

 しかし、ファイナルラップに更なるドラマが。好走を見せていたロシターが突然スローダウン。痛恨の燃料切れによりコース脇に車両を停めることに。このファイナルラップでは、中嶋一貴と2位を争っていた山本もトラブルでストップする波乱の幕切れとなった。

 一方で、首位のロッテラーは大差をつけての余裕の独走チェッカー。中嶋一貴が2位で続き、2年目を迎えたトヨタ「RI4A」エンジンは開幕戦を1-2フィニッシュで飾った。

 山本のリタイヤによりオリベイラが4位、石浦が5位フィニッシュ。小林は9位でチェッカーを受けた。


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