一方、予選8番手の国本は、スタートでエンジンストールを喫し、最後尾まで下がってしまう。ここから挽回を図りたい国本だったが、前を走る平川亮にブロックされ、思うようにペースを上げていくことができず、27周を終えたところでピットイン。周りとタイミングをずらし、前がクリアな状態でペースを上げていく作戦に出たが、ピット作業で一瞬炎が上がるなど、作業ミスから大きなタイムロスを作ってしまった。再びコースに戻った国本は、トップから1周遅れの17位でチェッカーを受けることとなった。シーズンオフのテスト状況から考えると、歯車がかみ合わず速さを見せられない週末となったチーム。次戦、久々に国内最高峰フォーミュラのレースが行われる岡山国際サーキットでの挽回を誓う。

ドライバー/#38 石浦宏明
「スタートはそんなに悪くなく、1台をパスすることができました。後ろに山本選手がついてきたのですが、ヘアピンを立ち上がったあたりでだいぶエンジンパワーに差を感じましたね。それで、ストレートに戻ってきたときにオーバーテイクシステムを使ったのですが、向こうも使ってきたことで競り合いになってしまいました。その後は、ガスを積んだ状態だとなかなかペースが上がらず、前に追いつくというよりも後ろを抑えている状態でレースが進んでいきました。ピットインに関しては、後ろとのギャップを作ってピットに入ろうとしたところを、周回遅れに阻まれてしまい、上手くいきませんでした。全体的にペースがあまり良くない中で頑張って走っていたのですが、流れが上手くきませんでした。シーズンオフのテストでは調子が良かったように感じていたのですが、実際レースを戦ってみて、あまり速くなかったので、次に向けて、クルマのセットアップを考え直さないといけません。次戦までにペースアップしていけるよう頑張ります」

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