石浦、オリベイラ、小林のトップ3はピットを引っ張り、38周目終了時点でオリベイラと小林が同時にピットイン。ここで、オリベイラは停止位置を若干オーバー。それも影響し、左前タイヤの交換でやや手間取りタイムロス。このピットで小林がオリベイラの前に出た。小林、オリベイラ共にタイヤを4本交換し、まだ温まりきっていないアウトラップで、先にピットインしていたライバル勢が猛追。オリベイラは2台にかわされたが、小林は冷えたタイヤながら絶妙なコントロールでこの追撃を凌ぎ、実質2位のポジションを守り切った。

 翌周に首位の石浦がピットへ。こちらもタイヤを4本交換したが、アウトラップでも首位のポジションをキープ。タイヤの温まったオリベイラは、再三にわたって前を行くライバルを攻めたが、逆転には至らず。観客の注目は、初優勝へ向け首位を逃げる石浦と、それを追う小林との一騎打ちに注がれることとなった。

 ピット終了後、1.5秒ほどあった2台の差は、翌々周には1秒を切るまでに。更に追い上げる小林は、47周目にはその差を0.661秒まで詰めると、オーバーテイクシステムを連続使用して石浦との差を詰め、ヘアピンで鋭いブレーキングからインをついたが、石浦はこれを阻止。激しい首位争いが繰り広げられた。後方では、9位のロッテラー、10位の平川が前を行く2台を猛追。55周目、再三アタックしていたロッテラーがヘアピンで並びかけ、続くコーナーでパス。このバトルでコースオフしたライバルを平川もかわし、それぞれ8位、9位へと順位を上げた。

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