後続勢は早めのピットイン作戦を採っていったが、上位勢では、29周目に小林がまずピットイン。給油でやや時間がかかったが、タイヤを4本交換してコースへ復帰。ハイペースで上位との差を詰める作戦に出たが、ペナルティで後退していたロッテラーに追いつくと、これをかわせないまま周回を重ねざるを得ない状況となってしまった。

 一方、逃げる中嶋一貴と石浦はピットを引っ張り、燃料が減ってきた中盤過ぎにはペースアップ。45周終了時点で中嶋一貴と石浦が同時にピットへ向かった。

 ここで中嶋一貴はタイヤを交換せず、給油のみでピットアウトしたのに対し、石浦はフロントタイヤ2本の未交換という奇策に。ほぼ同じピット停止時間で、順位も変わらないままコースへと復帰。石浦はペースを上げきれなかった小林をかわし、2位へとポジションを上げた。

 2位に浮上した石浦は、ピットアウト直後こそ替えたフロントタイヤのウォームアップでタイムが落ちたものの、タイヤが温まるとペースを上げ、摩耗したタイヤで苦しみながら首位を逃げる中嶋一貴を猛追。ピットアウト直後には3秒以上あった差をじりじり詰め、残り3周での2台の差は0.7秒に。

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円