#8 Team KYGNUS SUNOCO SF14
小林可夢偉選手
決勝結果:3位(所要時間:1時間23分02秒734、ベストラップ:1分30秒636)
朝のフリー走行で、他の予選上位陣との比較上、もうひとつラップタイムペースが足りていない状況をつかんだ小林は作戦面で大きなチャレンジを敢行する決断を下す。それは、多くのマシンがほぼ満タンでのスタートを基本とするなか、燃料軽めでスタートする作戦だ。ピットでの給油時間が長くなり、なおかつピットタイミングを選べる幅が狭まる等のリスクも背負うが、勝つためのアグレッシブな選択である。具体的には、軽さを活かしてまさに「スタートで先頭へ」、そして10秒以上の差をピットインまでに開きたい。そのスタート、2番グリッド発進の小林はポールの38号車をかわす。しかし1号車に先行され、2番手で1コーナーへ。抜けないコースで前に1号車、後ろに38号車という接戦状態になり、他車より軽い前半にスパートする作戦は残念ながら機能しなかった。しかも29周目に給油&4輪タイヤ交換をしたあとは2号車の後ろに入る展開となりタイムロス。最終的には1号車の約9秒後方、3位で今季2度目の表彰台となった。

レース情報
平川亮選手のコメント
今回はスタートに重きを置いていました。完璧とはいえませんでしたが、今後に向けて自信をもてるスタートだったと思います。ピットでリヤのみタイヤ交換したあとは、アンダーステアがきつくなり、すぐにはペースを上げられませんでしたね。でも終盤には前後のバランスが取れて、19号車が後ろに迫って来たこととは関係なく、自分のペースが良くなった結果として、4位を守り切ってゴールできました。昨年、雨絡みでの2位はありましたが、今回こそが、参戦3年目で一番「レースできた」という内容だったと思います。次のSUGOもシビアな戦いになると思いますが、データをよく検討して、表彰台を狙います。

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円