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投稿日: 2016.09.27 14:16
更新日: 2016.09.27 15:50

ITOCHU ENEX TEAM IMPUL スーパーフォーミュラ第6戦SUGO レースレポート

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スーパーフォーミュラ | ITOCHU ENEX TEAM IMPUL スーパーフォーミュラ第6戦SUGO レースレポート

SUPER FORMULA Round 6
SPORTSLAND SUGO

2016.9.23~25

ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
No.19 J.P de Oliveira
No.20 Yuhi Sekiguchi

関口、鬼神の走りで今季2勝目!

 今季のスーパーフォーミュラのレースも早いもので、残り2戦となりました。ここまで浮き沈みの激しいシーズンとなっていますが、最終戦鈴鹿を意味あるレースとして迎えるためにも正念場のラウンドとなりました。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、関口雄飛ともに2勝目を目指して東北は宮城県入りしました。

9/24(土) 公式予選

天候:☀ コース:ドライ
気温:25℃ 路面温度:29℃

 今回、予選前日の9/23(金)に1時間の占有走行が行われ、関口雄飛が1.06.430でトップタイム、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが1.06.973で3番手タイムをマーク。ITOCHU ENEX TEAM IMPULとしては、まずまずのレースウィークのスタートを切りました。迎えた予選日。朝のフリー走行では今度はオリベイラが1.05.668でトップタイムをマーク。予選に向けて、順調に準備を進めていきます。

 今回は通常のノックアウト予選、13:00からQ1が始まりましたが、各車開始7分前からピットレーンに行列を作り待機。今季のスーパーフォーミュラの競争の激しさを物語ります。開始後、オリベイラと関口共にコースイン。20分間のQ1のうち約7分間走行しオリベイラが一旦ピットへ。そのあと残り時間約11分で関口もピットに戻ります。

 細かい調整とタイヤを交換し、残り時間7分になるところでオリベイラが全車の先陣を切りコースイン。関口もそれに続いていきます。ともに計測4周目でタイムを刻み、関口が1.05.526のタイムでQ1をトップ通過。オリベイラは1.06.122のタイム、7位でQ2へ進みました。
 
 Q1での上位14台が進出したQ2もまた、開始4分前からピットレーンへ行列をなす中で、オリベイラと関口も他車とともに待機しました。13:30にコースオープン。7分間のQ2が始まりました。タイヤのウォームアップと間合いを取って真っ先にアタックに入ったのはオリベイラ。

 計測3周目で1.05.692のタイムをマークします。その後計測4周目に関口もタイムアタック。1.05.617を記録し、2位でいよいよQ3へ。オリベイラも最終的に3位で、ITOCHU ENEX TEAM IMPULの2台揃ってQ3へ駒を進めました。

 13:47に始まった最終Q3は7分間で行われ、トップ8台が進出。ポールポジションを決します。開始前にオリベイラと関口2台揃って先頭へ並び、コースイン。Q2同様、真っ先にアタックに向かったオリベイラはまずは1.05.732をマークしますが、続けてもう1ラップ計測に向かいます。1.05.692に僅かにタイムを縮めるも、トップには及ばず6位で予選を終えました。

 一方の関口は、チェッカー目前に刻んだ1.05.398でトップ浮上。この後にアタックしたマシンも関口のタイムは上回れず、ポールポジションを獲得しました。

ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL

 関口のポール獲得は第4戦もてぎに続く今季2度目。例年以上に混戦の今年のスーパーフォーミュラ。ラウンド毎にPP獲得者とレースの勝者が入れ替わっている中で、頭ひとつ抜き出た存在感を見せつけました。


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