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投稿日: 2019.10.28 11:46

ホンダ 2019スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーフォーミュラ | ホンダ 2019スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿 レースレポート

 先頭の#16野尻は33周を走ってピットイン、ミディアムタイヤに交換して事実上のトップを守ったままレースに復帰しまし、そのまま#37キャシディの追撃を振り切って43周を走り切ってチェッカーフラッグを受けました。2014年第6戦以来2回目の優勝を果たしました。3位にはスーパーフォーミュラで自身初の表彰台となる#5福住が入賞しました。

 #1山本はミディアムタイヤからソフトタイヤへ交換する戦略が裏目に出て、#37キャシディの先行を許し、5位でフィニッシュしました。この結果、ポイントランキングで#37キャシディに逆転されランキング2位でシーズンを終えましたが、所属するDOCOMO TEAM DANDELION RACINGは、チームチャンピオンに輝きました。
 
 また、ポールポジションからスタートしながら予定外のタイヤ交換ピットインを強いられて順位を落とし19位に終わった#64パロウは、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

■コメント

●野尻智紀(優勝)

「朝のフリー走行をソフトタイヤで走った時に、一発のタイムは出せてもグリップダウンが激しかったので、少しセッティングを変えて決勝に臨んだところ非常にいい感触になって勝てました」

「2014年、スーパーフォーミュラデビューしたシーズンに1勝して以来、本当に長いこと勝てずにいたので、今年はチームを移籍したこともあって心機一転がんばろうと思っていたのですが、ここまでなかなかうまくいきませんでした」

「でも最後にこういういい形で勝ててよかったです。優勝はこんなに気持ちのいいものだったんだなと思うと同時に、やっぱりレースは勝たなくてはダメなんだと実感しました」

野尻智紀(TEAM MUGEN)
野尻智紀(TEAM MUGEN)

●福住仁嶺(3位)

「毎戦同じことなのですが、今回もタイヤ選択が難しいレースでした。シリーズチャンピオンを賭けて走るチームメートの山本選手とは(ピットインのタイミングをずらすため)違うタイヤで行こうかとも思ったのですが、僕も勝ちたかったのであえて同じミディアムタイヤでのスタートをすることに決めました」

「そうした結果、表彰台に上がれたのでうれしい反面、山本選手がチャンピオンを獲れなかったので悔しい気持ちもあります。マシンは自分が思っていたよりずっといい仕上がりだったので、チームに感謝しています」

●村岡潔 DOCOMO TEAM DANDELION RACING代表

「Hondaさんの若手育成を担当してこれまでチームを運営し、今回2度目のチームチャンピオンになれて、とてもうれしいです。これまでHondaさんから受けたサポートに感謝しています」

「ただ、今回のレースに限っていえば、我々は走り出しから速さが足りませんでした。チャンピオンを目指していた山本に選手に十分に速いクルマを用意できなかったので、とても申し訳ないことをしてしまいました」

チームタイトルを獲得したDOCOMO TEAM DANDELION RACING
チームタイトルを獲得したDOCOMO TEAM DANDELION RACING


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