午前の走行が予定よりも35分遅れて終了したものの、午後のテスト4回目は予定通り13時20分よりスタート。ただセッション開始前には20分の延長が決まり、15時40分までとなった。
朝から日差しがなく、午後も前日以上に寒いコンディションでのテストとなった。開始から13分過ぎ、ターン1で野尻智紀(TEAM MUGEN)がクラッシュし1度目の赤旗中断。回収された野尻のマシンからはフロントウイングが脱落していた。
開始から30分を過ぎると雨がぱらつき始めた。徐々に雨脚は強まり、ドライタイヤでは走行できないほどコンディションになってしまったため、開始40分を迎える頃には全車が一度ピットに。そのまま40分ほどが経過したが、徐々にウエットタイヤを履いて走行を再開するドライバーが出てきた。
ところがヘアピンの立ち上がりで野尻のマシンがストップ。さらにマシンからオイルが漏れてしまったため、これにより2回目の赤旗中断となった。
再開後は徐々に晴れ間も見え始めたが、終盤にはサッシャ・フェネストラズが(KONDO RACING)130Rでストップしてしまい、これで3度目の赤旗に。結局セッション終了予定時刻の15時40分を待たずに、赤旗中断のままテストは終了となった。
トップでセッションを終えたのは牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)で、タイムは1分36秒482。2番手にはルーキー勢トップとなる宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)、3番手は午前のセッションを首位で終えた福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だった。



