トップ争いの国本とロッテラーは、お互いにファステストラップを更新しながら3番手の石浦以下をつき離していく。オープニングラップでついた1.3秒の差はわずかに開いたり縮まったりが繰り返されるが、1秒を切ることなく最終ラップへ。

 最後まで安定したラップを刻んだ国本は、そのまま逃げ切り岡山での初勝利に続く今季2勝目をマーク。合計31.5ポイントにのばしポイントランキングでもトップに浮上した。2位のロッテラーは26ポイントでランキング3位に。上位2台には離されたものの、表彰台の一角を守った石浦も3ポイントを加算しランキング4位につけている。

 一方、ポイント圏内をめぐり何度も接近戦が展開されたバンドーンと関口の8位争いは、14周目に思わぬかたちで決着がついた。バックストレートでバンドーンに追いついた関口だったが、日立オートモティブシステムズシケインの立ち上がりで追突。バンドーンはスピンを喫し18番手に後退してしまった。

 関口はいったん8番手に上がったものの、追突による影響かペースが上がらず、序盤に抜いたオリベイラにふたたび抜き返される場面も。最終的には8位でチェッカーを受けたが、レース終了後に接触によるペナルティが課されることがアナウンスされており、レース1はノーポイントが免れない状況となった。関口はランキング2位のままではあるものの、28点から得点を伸ばせていない。

関口雄飛と接触しスピンを喫したストフェル・バンドーン
関口雄飛と接触しスピンを喫したストフェル・バンドーン
5位となった中嶋一貴
5位となった中嶋一貴
4位となった野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
4位となった野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
小林可夢偉(TEAM SUNOCO LEMANS)
小林可夢偉(TEAM SUNOCO LEMANS)
小暮卓史(DRAGO CORSE)は7位に。
小暮卓史(DRAGO CORSE)は7位に。
ウイリアム・ブラー(KONDO RACING)
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レース後、チームメイトの石浦宏明と握手をかわす国本雄資
レース後、チームメイトの石浦宏明と握手をかわす国本雄資
スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿レース1表彰台
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