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投稿日: 2020.10.19 01:36
更新日: 2020.10.19 01:47

JMS P.MU/CERUMO・INGING 2020スーパーフォーミュラ第3戦SUGO レースレポート

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スーパーフォーミュラ | JMS P.MU/CERUMO・INGING 2020スーパーフォーミュラ第3戦SUGO レースレポート

2020 SUPER FORMULA
JMS P.MU/CERUMO・INGING Race Report

第3戦スポーツランドSUGO
◆10月18日(日)予選・決勝
天候:晴れ・曇りコース状況:ドライ
#38 石浦宏明:予選11位決勝8位
#39 坪井翔:予選13位決勝13位

 前戦のワンツーフィニッシュは、昨シーズン新しいマシンSF19に非常に苦しんだチームの士気を高めてくれ、この菅生ラウンドを気分よく迎えることが出来た。今般の開催の舞台となる菅生は、木々の葉も色づき始めすっかり秋。設営日は空が透き通るほどの秋晴れとなったものの、走行の始まった土曜日は朝から冷たい雨に見舞われ、気温は初冬の寒さにまで下がった。

 土曜の走り出しのウエットコンディションは、今季新しくなったウェットタイヤの確認が充分にでき、またタイムも速かったことから我々にとって非常に有意義な結果をもたらした。ドライコンディションに変わった午後の走行では、感触が悪くないものの合わせこみを最後まで確認することができず、セッションが赤旗で終了してしまった。

 迎えた予選、決勝日、前日よりも気温は5℃ほどもあがり秋晴れ、昨日とは打って変わったコンディションで迎えた。ドライコンディションを最後まで確認できないままで迎えた予選、多少不安が残るままでスタートした。今回もQ1は、2グループに分けてアタックが始った。

Q1

 Aグループの坪井からスタート。2度目のアタックで2番手タイムをマーク、文句なしでQ2へ進出。Bグループとなった石浦は最初のアタックで7番手をマーク、セッション中他車のクラッシュにより赤旗中断があり残り時間3分で再開。石浦はポジションをキープし、2台揃ってのQ2進出となった。

Q2

 Q1まで順調であった2台だがここへきて速さを失なってしまい、石浦11番手、坪井13番手と残念ながらQ2敗退となり、これまでの良い流れは一旦断ち切られてしまうことに。決勝までの短い時間の中では、失速の原因がわからないままではあるものの、これまで決勝はどうにかまとめて来た実績もあるので、その力を信じてレースに臨んだ。

2020年スーパーフォーミュラ第3戦SUGO 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
2020年スーパーフォーミュラ第3戦SUGO 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)

●決勝

 決勝レースは、53周(190.058km)。午後になると若干陽が陰り曇り空が広がった。決勝を控えいよいよウォームアップ走行が始まると、コースオフしてしまうクルマがあり、赤旗となった。コース整備に時間を要し、その後のスケジュールが10分ディレイとなった。

 14時54分、グリーンフラッグが振られると53周のレースがスタートした。早速1コーナーでバランスを崩したクルマが他車にヒットしコースアウトが発生。荒れるレースを予感するもわれわれの2台は影響を受けず無事。石浦10番手、坪井は14番手と1つポジションを落としてオープニングラップを終えた。

 今回は、スタートから10周を過ぎるとタイヤ交換の義務を消化できるレギュレーション。坪井は、12周でルーティンのピット作業を消化する為ピットに向かい14番手でコース復帰した。


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