「1コーナーを立ち上がったところで急にパワーダウンして、どうにもならない状況になってしまいました。データを解析して原因を調査中ですが、電気系トラブルではないかと言われています。明日までに原因をしっかり究明し、また最初から気合いを入れなおして優勝を狙います」と関口雄飛。

 データを検証した結果、ECUのトラブルが判明し、チームは日曜日の第6戦に向けて万全の体制を整えるべく、それ以外の各部もチェックし、夜遅くまで作業が続きました。
 
 日曜日の予選Q1は1分35秒519をマークし5番手で突破。予選Q2は1分35秒449で10番手敗退となりましたが、マシンのフィーリングはこれまでよりもかなり良くなっており、決勝に向けての手応えを感じていました。
 
 決勝レースはまたしてもセーフティカーが3度も出る荒れたレースとなりましたが、スタートで5番手までジャンプアップした関口雄飛は積極的な攻めの走りを見せ、最終的にトヨタ勢のトップとなる3位でチェッカーを受け、今シーズン初の表彰台を獲得しました。

■関口雄飛のコメント

「優勝を狙っていたのですが、残念ながらそこまでのペースはなく、3位でレースを終えました。とにかく表彰台を獲得できたことでまずはひと息つけた感じです。今シーズンはマシンの問題がなかなか解決せずに苦しい時期を過ごしていましたが、このレースに向けてチームがいろいろとアイディアを出してくれたことで、やっと安定感のあるマシンを手にすることができました」

「レース終盤、後続から追い上げられた場面もありましたが、意地でも抜かせないと思って走りました。これまで自分を信じて応援してくださった皆さんに、やっと表彰台をプレゼントすることができたことがうれしいです。結果や内容に関しては、まだまだやらなければならないことが多々ありますが、今日の結果は自分なりにベストを尽くした結果だと思います。応援ありがとうございました」

「そして早いもので今週末は最終戦、富士です。いろいろあった今年ですが自分の速さに対する自信はずっと保てていました。最終戦も自分を信じて、関口雄飛の速さをアピールするレースをします。皆さん、応援よろしくお願いします」

2020年スーパーフォーミュラ第5&第6戦鈴鹿 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
2020年スーパーフォーミュラ第5&第6戦鈴鹿 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

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