モビリティリゾートもてぎで行われた2022全日本スーパーフォーミュラ選手権の第8戦決勝レースは、関口雄飛と平川亮のcarenex TEAM IMPUL同士によるチームメイトバトルで盛り上がった。特にファイナルラップでは、両者ともにオーバーテイクシステム(OTS)を使い果たすほどの攻防戦となり、90度コーナーでは接触寸前までいくバトルとなった。
最終的に関口がポジションを守りきって、3年ぶりとなる優勝を飾ったわけだが、ふたりの間では“オーバーテイクシステムの使いどころ”を駆け引きする、ハイレベルな攻防戦が展開されていた。