2連覇中の王者・野尻智紀(TEAM MUGEN)の欠場という波乱から始まった全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦オートポリス(5月20〜21日)。決勝スタート直後は、P.MU/CERUMO・INGINGがワンツー体勢を築いたが、最終的に逆転してトップチェッカーを受けたのは“F1候補生”との呼び声も高い、リアム・ローソン(TEAM MUGEN)だった。

 スタートで3番手に下がったローソンは、14周目にピットインし、前を走るP.MU/CERUMO・INGINGの2台をアンダーカットをする作戦に出た。

 今回は、ピット戦略が勝敗を分けるひとつの鍵となり、2位になった宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)も、レース後の記者会見で、別のタイミングでタイヤ交換を済ませる選択肢もあったことを示唆していた。

 複数いるライバルの動きを同時に見ながら判断しなければいけない難しい状況下で、完璧なレース運びをみせたローソンとTEAM MUGEN。15号車担当の小池智彦エンジニアも「(ピットストップの判断は)めちゃくちゃ難しかったです」と語った。

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