AUTOBACS SUPER GT 2023 SERIES
Round.7 AUTOPOLIS GT 450km RACE

 2023年シーズン終盤戦。次戦はサクセスウェイトを下ろしての戦いになるため、このRound.7がサクセスウェイトを載せて走行する最後のレース。

 オートポリスは高低差も大きくタイヤに厳しい路面と言われるなか、今年は更に走行距離が長く2回のピットストップが義務付けられている。各チームにより戦略も異なる可能性が高いためシリーズ争いをしている上位チームの戦略にも注目したい。

 決勝に先立って行われたウォームアップ走行は荒選手からスタート。終盤にピット前でブルーノ・スペングラー選手へ交代してマシンセットアップの確認を行なった。

[Rd.7 決勝]

 前日の予選により、GT300クラス11番手からスタートするStudie BMW M4には荒選手が乗り込む。定刻の13時30分に大分県警の車両に続いてパレードランへ向けてグリッドを離れた。

 全車クリーンなスタートを切ると7号車Studie BMW M4は、1つポジションを上げて10番手ポジションでコントロールラインを通過。
 10周目、10番手ポジション走行中に、上位チームが接触しFCY提示。13周目に解除され8番手ポジションを走行。マシンにトラブルが発生していたが、荒選手は周囲に感じさせないタイムで走行を重ねた。

 20周目に7番手ポジションで1回目のピットストップを行い、アウトラップを終えて16番手ポジション。24周目、26周目にそれぞれFCYがあり13番手ポジション。

 上位チームのピットストップで54周目に6番手ポジション。55周目にチームは2回目のピットストップのためにピットに呼び込んだ。

 ブルーノ・スペングラー選手がアウトラップを終えると14番手ポジションでコントロールラインを通過。70周目までに上位チームも2回目のピットストップを終え8番手走行。

 ブルーノ・スペングラー選手は、8番手ポジションをキープしたままチェッカーフラッグを受けた。

 2023年シリーズチームタイトルの争いは、Rd.6までの結果でポイントリーダーの52号車が優勝し、20ポイント加算され85ポイント。
 BMW M Team Studie×CRSは3ポイント加算され59ポイント。優勝時に与えられる20ポイント以上の差が開いてしまい2023年シリーズチームタイトル獲得は叶わなかった。

2023スーパーGT第7戦オートポリス 荒聖治/ブルーノ・スペングラー(Studie BMW M4)
2023スーパーGT第7戦オートポリス 荒聖治/ブルーノ・スペングラー(Studie BMW M4)

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