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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.03.21 19:18

LEXUS TEAM SARD スーパーGT岡山テストレポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM SARD スーパーGT岡山テストレポート

■3月19日(日):晴れ

 GTA公式テスト2日目は朝から肌寒い曇り空。午前中のセッション3が気温6度/路面温度8度のなか、9時から開始。セッション始まりはセーフティーカー訓練が実施され、平手がステアリングを握りGTAオペレーションに従い走行し、レースリーダー役を務めた。

 10周目から本格的なテスト走行が開始され、平手を中心に新品やユーズドタイヤを織り交ぜながらテストを開始。新品タイヤでアタック中に赤旗中断の不運があったがテストプログラムを予定通りこなしていった。

 日が高くなると路気温が気温13度/路面温度20度まで上昇。34周目からヘイキがドライブしてタイヤテストを進めていったが、セッション後半でも赤旗中断が続出して満足のいくテストプログラムとはならなかった。セッション3はトータル51周の走行でベスト1分18秒649の5番手タイムとなった。

 午後のセッション4は、開幕戦頃の陽気に近くなる気温16度/路面温度25度に。セッション始めにスタート練習が行われ、岡山県警察本部の白バイが先導するパレードラップから開始。本番さながらのスタートで昨年もてぎ戦を思い起こさせるポールポジションからヘイキがホールショットを決めて独走態勢を演じた。

 そのままロングランテストを行い、いいデータを得ると、ふたたびユーズドや新品タイヤを織り交ぜながらテストを実施。35周目にはベストとなる1分18秒590の2番手タイムをマークした。その後再びユーズドタイヤを確認。

 59周目から平手が同じユーズドで確認走行を行い、ドライバー交代も含めたピットワークトレーニングを組み込みながらチェッカーまで走行した。午後はトータル74周も走行。2日間のベストタイムはヘイキが初日午前中トップタイムとなった1分18秒306で総合2番手のタイムに。

 全セッションでトップ5に入り、参加車両中最多となる約260周をトラブルなく無事に走り込み、開幕戦に向けた貴重なデータを得たDENSO KOBELCO SARD LC500F。4月8日(土)~9日(日)SUPER GT開幕戦へ向けて準備万端に整えた。


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