「この部品は6000~7000km、1年以上使っても壊れないものでしたし、スーパーフォーミュラでも使用して実績がありました。もちろん、ベンチテストで今のスペックのエンジンに装着して信頼性の試験をクリアしています。新品をこの開幕戦に向けて投入したのですが、ウインターテストでも使っていて問題のなかった部品が、今回のレース用エンジンに組んで持ってきたところで同じタイミングで壊れてしまった」と、焦燥しきった表情で話す佐伯プロジェクトリーダ-。

「まずはSAKURAの研究所で徹底的に原因を調査します。可能性は低いですが、ロットの問題があるかもしれません。その場合、これまで使ってきた部品はたくさんありますので、使用距離の少ない中古品に戻すこともできます」

 幸いにも、1週間後にはオートポリスでスーパーGTのテストが行われる。そこでも信頼性の確認はできるため、次の富士戦には問題ない見通しだが、その一方、この電装部品とエンジンの組み合わせはスーパーフォーミュラでも使用しており、2週間後の開幕戦鈴鹿で使用しなくてはならない。

 パーツを交換してレースに復帰したKEIHIN NSXのタイムを見ても、レクサスLC500との差は「まだまだある。セットアップを煮詰めていかないといけない」と、現状のパフォーマンス差を認める佐伯プロジェクトリーダー。

 パフォーマンス差に加え、この岡山では信頼性という面でも新たな課題が出てきてしまったホンダNSX-GT。解決の糸口が見えないニッサンGT-Rとともに、重苦しい開幕戦になってしまった。

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