レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.04.10 08:50
更新日: 2017.04.10 09:17

TOYOTA GAZOO Racing スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | TOYOTA GAZOO Racing スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

コメント

KeePer TOM’S LC500 37号車 ドライバー 平川亮:
 スタートしてすぐのタイヤが冷えているタイミングで、ニックが前車をパスしてトップに立ってくれたことが大きかった。トップのままバトンを受け取ったが、ピットタイミングや作業時間もあったのか、ピットアウトしたら、6号車、38号車、36号車が前にいて、それを抜くのが大変だった。

 その後は、後半に向けて選んだタイヤがちょっとハードすぎたこともあって常に6号車がバックミラーに映っている状況だったが、途中セーフティカーが入って周回数が減った分少し楽になったり、運も味方してくれたところもあるし、チームとニックがすごく良い仕事をしてくれたのが勝因だと思っている。

KeePer TOM’S LC500 37号車 ドライバー ニック・キャシディ:
 まだ信じられない気分だ。完璧なシーズンスタートを切ることが出来た。オフシーズン中にチームが素晴らしい仕事をしてくれたことはテストで分かっていて、私自身も昨年の参戦経験で成長し、自信も付いてきていたので、今シーズンは期待と共に臨んだ。最初から勝てるとは思っていなかったが、本当に嬉しい。

WAKO’S 4CR LC500 6号車 ドライバー 大嶋和也:
 8号車が止まったことで先頭からスタート出来たのに、タイヤのウォームアップに思いの外苦しんで、想定以上にペースが上がらなかった。他のチームとは違うタイヤを選んだので、コースの場所によって速いところとそうでないところがあり、詰められたり離したりを繰り返していたが、やはりタイヤの摩耗が辛く、順位を落としてしまったのが悔やまれる。

 でも後半涼しくなって、アンドレアがかなり良いペースで首位を争ってくれたのは良かった。ピット作業も素晴らしく、そのおかげでポジションを上げることも出来た。次こそ勝利を目指して頑張りたい。

WAKO’S 4CR LC500 6号車 ドライバー アンドレア・カルダレッリ:
(平川)亮とすごいビッグファイトが出来た。タフだったが楽しいレースで、強烈なバトルだった。正直を言えばすごく勝ちたかった。とはいえ表彰台には上れたし、シーズンを考えれば良いポイントを稼げたレースだったと思う。LEXUSチームで1-2-3フィニッシュ出来たことも良かった。LEXUS LC500は本当に速かった。冬の間ハードワークで新型車を仕上げてくれたスタッフを誇りに思う。良い仕事をしてくれたチームにも感謝している。

3番手を争うDENSO KOBELCO SARD LC500、ZENT CERUMO LC500、au TOM'S LC500
3番手を争うDENSO KOBELCO SARD LC500、ZENT CERUMO LC500、au TOM’S LC500

DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車 ドライバー ヘイキ・コバライネン:
 昨日は予選時に自分のミスでQ2進出を逃してしまい、とても落ち込んでいたが、気を取り直し、今日の決勝では絶対にポジションを取り戻すつもりだった。自分が担当したファーストスティントで、クルマはとても好調だった。とはいえ、順位を争うライバルも同じパフォーマンスのLEXUS LC500なので、追い越すのは容易ではなかった。

 特に関口の攻略は大変で、可能な限りアグレッシブに攻めた。彼がアグレッシブなドライバーであることは知っていたし、ストレートでは接触したが、幸運にもこちらには影響なかった。その後は前との差を詰め、狙い通りピットでもポジションを挙げることが出来、その後は晃平が素晴らしい走りで、後続の猛追を凌いでくれた。

 今日我々には勝てるだけのパフォーマンスがあったと思う。しかし、同じLEXUS LC500同士の争いの中で、スタートを考えれば満足のいく結果だし、とても力強くレースを戦えたと思う。次戦が楽しみだ。

DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車 ドライバー 平手晃平:
 スタートが9番手ということで、開幕戦なのであまり無理をせず、出来るだけたくさんのポイントを取って帰ろうということを目標にしていた。ファーストスティントではヘイキが力強い走りでポジションを上げ、ピットもそれに応えて、すごく早いピット作業で良いポジションで復帰出来た。

 前の2台には行かれてしまったが、3位でゴール出来るとは思っていなかった。良い形でシーズンのスタートが切れたと思うので、このままの勢いで今後も我々の良いところを見せられればと思っている。


関連のニュース