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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.04.11 17:58
更新日: 2017.04.11 18:11

LEXUS TEAM SARD スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM SARD スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

 8日(土)午前中の公式練習走行は、気温18度/路面温度20度のであったが霧雨により雨水の量は少ないがウェットコンディション。9時から混走セッションが開始され、先頭を切ってヘイキが駆るDENSO KOBECLCO LC500がコースイン。予選ウェット仮定のためタイヤのベディング(皮むき慣らし)でいくつかのウェットタイヤをヘイキ12周、平手6周ほど行った。

 クルマのバランスはテストから継続して良く、路面が乾いてドライコンディションになったところで再びヘイキがコースイン。21周目から本格的にタイヤのコンディションによるパフォーマンスの確認を実施。トータル29周にわたって混走セッションでのクルマの仕上がり具合を精力的に確認した。

 この混走セッションでは1分19秒363の2番手タイムをマークした。その後の10分間のGT500単独セッションでは、平手がアタックシミュレーションを行い、5周目に1分19秒138の4番手。ウェットからドライに路面コンディションが変化していった公式練習走行ではトータル36周を走行。

 サーキットサファリでは燃料を積んだ状態でのクルマのバランスチェックに費やし15周を走行。平手がマークした1分19秒138の4番手タイムでQ1への準備を無事に整えた。

■Q1:ヘイキがわずか0.097秒差でQ1突破ならず

 8(土)天候が安定せず弱い雨が降ったりやんだりで、どんよりした雲が覆い尽くすコンディション。気温19度/路面温度21度となったQ1。残り10分ほどとなってからヘイキが満を持してコースイン。決勝の天候を見越して、持ち込んだなかでロングランが安定していた硬めのタイヤを選択して臨んだQ1。

 ホンダ勢が柔らかめを選択していたため苦戦は予想された。ヘイキは硬めのタイヤを入念にウォームアップ。4周目にまずは1分19秒087のタイムでQ1突破圏内を確保したかに見えたが、実はこのこのアタックラップで別のクルマに詰まってしまい思う通りのアタックではなかった。

 各車にセクタータイムが更新されていく中、ギャップを空けてクールダウンラップの後に再び6周目に渾身のアタックに入ったヘイキはセクター1でベストを更新。セクター2もまずまずのペースで駆け抜けたが、すでにタイヤのピークが来てしまう。7周目さらに踏ん張ってさらにセクター1ベスト更新していったがラップタイムは更新ならず。

 0.5秒以内に11台が入る非常に僅差の争いとなったQ1で、僅かに0.097秒差で惜しくもQ1突破ならずの9位となった。

■ウォームアップ走行

 9日(日)決勝日朝のフリー走行は今季廃止され、スタート直前のウォームアップ走行が20分間に設定。気温19度/路面温度25度の曇りでドライコンディションのなか、まずスタートドライバーを努めるヘイキがコースイン。

2017スーパーGT第1戦岡山 DENSO KOBELCO SARD LC500
2017スーパーGT第1戦岡山 DENSO KOBELCO SARD LC500

 決勝セットの確認を続け8周チェックした後にピットワークのシミュレーションを兼ねてピットインし平手と交代。2ndスティント用のタイヤの準備で平手が6周を走行。ヘイキがマークした1分21秒163の7番手タイムで決勝への準備を終えた。


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