10月1日、宮城県のスポーツランドSUGOでホンダ/HRCが、お披露目されたばかりの2026年からの新型GT500車両であるホンダ・プレリュードGTのプロトタイプをシェイクダウンした。9時30分からスタートした2時間の走行はあいにくのウエットコンディションとなったが、2時間の走行を通じて34周をこなした。
2026年からスーパーGT GT500クラスに投入されることになった新型プレリュードGTのプロトタイプは、9月30日にスポーツランドSUGOでお披露目され、10月1日からテストがスタートした。今回のテストはプレリュードGTにとってまったく初めてのシェイクダウン。今回のテストはSTANLEY TEAM KUNIMITSUのドライバーである山本尚貴と牧野任祐の2名が担当することになり、牧野が最初にステアリングを握った。
ただ、走り出しの9時30分直前にスポーツランドSUGOには強い雨が降り、コースはヘビーウエットに。9分ほど経ち、やや雨脚が弱くなったところでいよいよコースインしていった。その後も雨足が強くなったり弱まったりする中での走行となったが、アウトラップからすぐに一度ピットインしチェックを行った後は、3〜5周前後のラップを繰り返しながら、途中でセット変更等を行いながら走行が続けられていった。コースイン直後はタイヤの温まりを待って慎重に走る姿が見られたが、次第にペースも上がっていった。
最初の走行を担当した牧野は24周を走行し、セッション後半には山本にスイッチ。この時には雨が上がってはいたが、路面はまだまだ濡れている状態。そんななか山本は10周を走行し、プレリュードGTのプロトタイプは計34周を走行して最初のセッションを終えた。予定されたシェイクダウンの最初の2時間のセッションで、大きなトラブルやアクシデントは見られず、雨のセッションのためタイムは参考にはならないが、最初のチェック走行を無事に終えた。
なお、この日は午後も走行が予定されていたが悪天候のためキャンセルされている。














