変化の大きいシーズンはGT300クラスも同じ。とくに開幕前から大きな注目を浴びた61号車SUBARU BRZ R&D SPORTは、今季からEG33型ベースの3リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンを新投入。開幕戦ではタイヤ選択の見込み違いからまさかの予選Q1敗退を喫したものの、決勝では追い上げの走りで可能性を示した。

 そのスバルBRZに期待されるのが、新エンジンによるストレートスピードの向上だ。富士公式テストでは最速タイムのみならず最高速でも277.635km/hというクラストップの数字を記録。従来のEJ20型エンジンはストレートで大排気量のFIA-GT3車両に対して不利な場面も見られたが、EG33型新エンジンではその差を縮めるか、あるいは逆転する可能性もある。導入初年度ゆえの課題は残っているかもしれないが、第1戦を走りきったデータを得て、さらなる進化が期待される。

 また、今季から新シャシーを投入した11号車GAINER TANAX Zや、大人気コンテンツ『ウマ娘プリティーダービー』とコラボレーションが話題を集めている9号車PACIFIC ウマ娘 NAC BMWは、マシン的に富士を得意としているだけに上位争いをする姿が見られるかもしれない。さらに今季はフェラーリ296 GT3やポルシェ911 GT3 Rがアップデート版の“エボ”仕様に進化したことも見逃せない。

 そしてドライバーという面では、元F1ドライバーのダニール・クビアトが88号車VENTENY Lamborghini GT3でスーパーGT初参戦。開幕戦の決勝レースでは小暮卓史からステアリングを引き継ぎ、2023年王者Green Brave GR Supra GTの吉田広樹とコース幅を目一杯使ったバトルを展開。いきなりの6位入賞を果たしファンを沸かせた。

 クビアト以外にも、今季のGT300には富士にガレージを構えるROOKIE Racingが走らせる32号車ENEOS X PRIME AMG GT3を駆る鈴木斗輝哉、現役東京大学生で18号車UPGARAGE AMG GT3をドライブする新原光太郎といったメーカー育成選手に加え、ジェームス・プルやリ・ジョンウといった実力派外国人ドライバーが参戦。若手勢はオーバーテイクチャンスが多い富士でも存在感を示すかもしれない。

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