レクサス陣営としては、ランキング上位のチームはやはり、大きなウエイトハンデの影響が大きかった。今回の優勝候補に挙がっていたWedsSport ADVAN LC500はQ2のアタックで若干のミスがあった様子。DENSO KOBELCO SARD LC500もウエイトハンデは30kgで、2番手のRAYBRIG NSX-GT(34kg)、3番手のKEIHIN NSX-GT(36kg)と同等の条件だったが、NSX陣営の相性の良さか、DENSOは7番手止まりとなってしまった。
明日はスポーツランドSUGOのある宮城県村田町菅生は、降水確率が70パーセントの予報でウエットレースになりそう。ウエットの場合、ウエイトハンデよりもタイヤメーカーによる得手不得手が出てくるが、現在のGT500ではどの雨量でもブリヂストン勢が安定して速いと評判で、ダンロップは半乾き状態で最速と言われる。
ヨコハマ、ミシュラン陣営としては苦しい戦いになりそうで、特にミッドシップのNSXとブリヂストンの相性はウエットでは最強。雨になれば、NSX陣営内で3台の激しい戦いとなりそうな気配だ。
