チーム総監督の辰己英治は、「SCのタイミングは仕方のない部分はありますが、クルマがまだ遅いですね。タイム自体が悪いわけではなく、ストレートスピードが足りないために、どうしてもライバルのペースで走らされてしまっています。ウエットタイヤで行く作戦も、山内に長く乗ってもらう作戦も間違ってはいませんでしたし、スリックタイヤでのタイムも悪くない。ストレートで抜かれないクルマになればだいぶ違うと思います」と、SUBARU BRZ GT300の戦いぶりを振り返りました。

 山内は、「ちょっとSCが多すぎたレースかなと思いますね。自分のスティントで序盤は少し引っかかってしまいましたが、攻防戦という意味ではいいレースができたと思います。ダンロップもいいタイヤを持ってきてくれました。2回連続のSCがなければ、トップとの差もうまく詰められたはずです。ポイントは獲れたので、最低限のところはクリアできたのかなと。今後も諦めずに戦っていけば、昨年のように表彰台や優勝も狙うことができる。それが大切だと思っています」と語っています。
 
 後半スティントを担当した井口は、「山内選手が長い周回数をいいポジションで戦い続けてくれました。SCのタイミングがよければ、かなりいいところでコースに戻れていたと思うので、それが台無しになってしまったことは残念です。ノーポイントになる可能性もあった荒れたレースのなか、わずかでも加点できたことは次につながります。これを無駄にしないように、良かった部分と悪かった部分をしっかりチームと分析して、2週間後の富士と鈴鹿でいい流れを取り戻したいと思います」と、次戦に向けて気持ちを新たにしています。

 次戦のスーパーGT第5戦は、8月5日(土)と6日(日)富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催されます。
 
 わずか2週間のインターバルですが、今回のレースで得たデータをフィードバックし、さらなるスピードを得て臨むSUBARU BRZ GT300への応援をよろしくお願いいたします。

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