2度目のステアリングを握った坪井は、14番手から再び上位を目指すことになった。88周目には、31号車のクラッシュにより2回目のセーフティカーが導入される。このセーフティカーランで上位のマシンはギャップがなくなりトップから10番手まで15秒の僅差でのバトルが繰り広げられる。

 リスタート後に9番手だったJMS P.MU LMcorsa RC F GT3は、100周目に6番手となり108周目に3番手で4回目のピットインを行なう。坪井からバトンを受けた中山は自身の最終走行となった第5スティントもミスなく安定したラップを刻み、ピットイン後の10番手から順位を3番手まで浮上させ133周目にピットイン。

 チェッカードライバーとなる坪井が乗り込む。ピットアウトの時点で、ほぼ全車が規定義務の5回ピットストップを終了しており、JMS P.MU LMcorsa RC F GT3は8番手となっていた。坪井は138周目にベストラップの2分1秒489をマークし、少しでも多くのポイントを獲得するために必死に先行車を追った。

 終盤になっても3番手からJMS P.MU LMcorsa RC F GT3の8番手までが10秒以内の拮抗したバトルとなったが、ライバル勢も必死にポジションを死守する。レースも残り僅かの150周を過ぎても8番手は変わらなかったが、155周目に先行車がクラッシュしてポジションアップし、翌周には61号車をパスして158周目に6位でチェッカーを受けた。

 レース中盤では表彰台に登ったマシンとバトルを行なっていたこともあり6位という結果に満足はいかないが、1000kmの長丁場をドライバーもチームもミスなく走り切ったことは自身に繋がる。残り2戦は、さらにシリーズポイントを重ね上位を目指す。

JMS P.MU LMcorsa RC F GT3

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