スーパーGT:ポルシェジャパン 2017年第7戦タイ レースレポート
D’station Porscheは作戦的中で3位を獲得。GULF NAC PORSCHE 911は14位
ブリーラム(タイ). ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)のドライビングアンバサダーを務める藤井誠暢が所属し、911 GT3Rで2017年のスーパーGT GT300クラスに参戦するD’station Racing(#33)は、第7戦(チャン・インターナショナル・サーキット)の決勝において3位入賞を果たし、第2戦以来となる表彰台を獲得しました。もう1台の911 GT3RでGT300クラスに参戦するGULF NAC PORSCHE 911(#9)は14位で完走いたしました。
第7戦の舞台はスーパーGT唯一の海外ラウンドであるチャン・インターナショナル・サーキット。D’station Porsche(#33)は、藤井誠暢とともにポルシェ ファクトリードライバーのスヴェン・ミューラーがドライブし、10月7日(土)の公式練習では7番手と好発進をみせる。
しかし、公式予選の前に降ったスコールによって、路面は非常に難しいウエットコンディションに。予選Q1では藤井が渾身のアタックをみせたものの、15番手と惜しくもQ2進出を逃してしまった。
明けた10月8日(日)のサーキットは午前中こそ晴天で、タイらしい暑さのなかで2万6376人もの観衆が訪れ賑わいをみせていたが、スターティンググリッドの段階で、急にサーキットにスコールが降り注いだ。これでふたたびコースはウエットとなったが、雨が止んだ後は日射しが注いでおり、急速に路面が乾くことも予想された。
D’station Porscheは他車がウェットタイヤを装着するなかで、佐々木主浩総監督の判断により、スリックタイヤを装着してスタートを切ることになった。序盤の数周はウェットタイヤのマシンに差を付けられたが、スタートドライバーを務めたスヴェン・ミューラーは911 GT3Rのトラクション性能を活かし、スリックタイヤで快走をみせる。