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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.11.17 18:31

スーパーGT:TEAM UPGARAGE with BANDOH 2017年第8戦もてぎ レースレポート

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スーパーGT | スーパーGT:TEAM UPGARAGE with BANDOH 2017年第8戦もてぎ レースレポート

●11月12日(日) 決勝:16位

天候:晴
コース:ドライ
気温/路面温度
スタート前:16度/23度
中盤:19度/25度
終盤:19度/24度
ゴール:14度/18度 

 決勝日は朝から雲ひとつないような青空のもと決勝日を迎えました。今回はGT500と統一戦に向けての交流でDTMの3台の車両が走行し、さらに自衛隊のF-2戦闘機のデモフライトもあり、最終戦にふさわしく多彩なイベントでサーキットは盛り上がっていきました。

 デモフライトを終えたあと、20分間のウォームアップ走行は川端選手から走り出しました。開始直後にコース上で接触した車両があった為、赤旗が出ましたがすぐに再開し、決勝に向けての確認をしていきました。

 再開後アウトインで、中山選手に交代とともにミディアムタイヤを装着してコースへと戻りました。決勝向けに変更したセッティングは感触がいいと中山選手からの無線も入り、計測5周目には1分48秒812を記録し、このセッションをトップタイムで終え、決勝へと期待の膨らむ状況となりました。

 決勝は、予選で使用したタイヤから抽選でスタートタイヤが決まる為、18号車UPGARAGE BANDOH 86はQ1のタイヤが選ばれた為、Q1で使用したソフトタイヤでのスタートとなりました。ソフトタイヤでのスタートに合わせて、川端選手がショートスティントでペースを上げ、中山選手がミディアムタイヤでチェッカーまで走りきる作戦を選択しました。

 13時30分にスタートが切られ、栃木県警の白バイ5台とNSXとフェアレディZの2台のパトカー、そして3台のDTM車両に続きパレードラップが始まりました。続いてセーフティーカの先導でフォーメーションラップを行い、いよいよ2017年最終戦のスタートが開始されました。

 1コーナー、2コーナーはポジションをキープし、うまくスタートしたのですが、2コーナーの立ち上がり後、加速のいい51号車のJMS P.MU LMcorsa RC F GT3に3コーナーでインに並ばれ、外側に押しやられてしまいポジションを落としてしまいました。

 そのまま51号車に続く形で来た車両にも抜かれて14位まで大きく後退してしまいました。その後は前の数台と連なりながら走行が続きオーバーテイクの機会を伺いますが、GT3車両の得意なストップ&ゴーのコース特性もあり、厳しい展開が続いていきました。

 9周目に前を走る車が接触でコースオフした為、ポジションが1つ上がりました。しかし、川端選手からタイヤがきつくなってきたと無線が入り、3号車B-MAX NDDP GT-Rに90度コーナーで抜かれてしまい14位と戻ってしまいました。

 1人のドライバーが走れるミニマムのタイミングの16周目にピットインし、中山選手へとドライバー交代と共にタイヤを4輪交換、給油を終え27位でコースへ戻ります。

 コース復帰後すぐに10号車GAINER TANAX triple a GT-Rをオーバーテイクします。

 その後も上位を走る車と同じようなラップタイムを出しながら周回を重ねていき、前を走っていた車両がピットインやトラブルで停止した車両もいた為、26周目に14位まで順位を上げました。まだピットストップしていない車もいた為、このままなら入賞圏内にも入れると思っていたところ、28周目3コーナーで後続車両に横からぶつけられてしまいスピン。

 左側のサイドフェンスを失い、ドア、窓ガラス、フロントバンパーが破損してしまいました。タイヤ、ホイールにも接触していましたが、幸いパンクはしておらず、すぐにコースへ復帰しましたが、19位までポジションを失ってしまいました。

 パーツの破損もあり、車両のバランスが崩れ、それまでのようにペースを上げることが出来ませんが、チェッカーを目指し、懸命に走り続けました。

 苦しい状況ながらも1コーナーで60号車SYNTIUM LMcorsa RC F GT3を36周目にオーバーテイク、次に前を走る5号車マッハ車検 MC86 GTNETを狙い距離を詰めていきますが、39周目に後ろからハイペースで来た26号車TAISAN SARD R8 FUKUSHIMAに抜かれてしまい16位に後退してしまいました。ファイナルラップまで5号車マッハ車検 MC86 GTNETとはテールトゥノーズの戦いをしましたが、そのままチェッカーを受け、16位で完走しました。

 予選結果も悪くなく、ペースも良かった為、なんとか入賞、そして表彰台で今シーズンを終えたかったですが、スタートと他車からの接触により悔しい結果となってしまいました。

 チームポイントは23ポイントで18位、ドライバーポイントは6ポイントで19位という結果で3年目のシーズンの幕を閉じました。

 今シーズンも多くの皆様ご協力・声援に支えられ無事シリーズを締めることができました。本当にありがとうございました。


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