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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.02.28 09:17
更新日: 2016.03.12 09:28

柿元総監督退任「幸せな人生だったと思います」

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スーパーGT | 柿元総監督退任「幸せな人生だったと思います」

 2月28日、横浜の日産自動車グローバル本社ギャラリーで開催された2016年ニッサンモータースポーツ活動計画発表会の会場で、長年スーパーGTでニッサン系チームの総監督を務めてきた、柿元邦彦氏がファンの前で退任のあいさつを行った。

 柿元前総監督は、1945年8月17日鹿児島県生まれ。1968年に鹿児島大学工学部を卒業し、日産自動車に入社し特殊車両実験部に配属。レース、ラリー用エンジン・シャシーの開発に従事し、ニッサンの初期のモータースポーツ活動に携わった。1984年には創設されたばかりのニスモに出向。ニッサンのル・マン24時間初挑戦に監督として携わったほか、90年代後半のR390/R391の挑戦でも、総監督を務めている。

 2001年からはJGTC全日本GT選手権でニスモのチーム監督等を務め、04年からはスーパーGTのニッサン系チーム総監督という立場に。GT500クラスでニッサン系チームをたばね、チーム体制を構築し、戦略を組み立て、2015年まで12ものドライバーやチームのタイトルをニッサンにもたらしていた。また、2008年には東海大学の動力機械工学科教授にも就任。教鞭もとった。

 26日、ニッサン/ニスモは柿元氏が退任し、2016年から田中利和新総監督が就任すると発表した。それをうけて開催された28日の発表会では、GT500クラスのドライバー、チーム監督が登壇した後に、柿元氏が登場。ニスモの宮谷正一社長から「柿元さんにはスーパーGT500クラスの総監督として、2004年からやってもらっていました。数えると12のシリーズタイトルをニッサン/ニスモにもたらしてくれました。大変ありがたく思っています」と紹介された。

 それをうけ柿元氏は「ただいま、過分なお褒めの言葉とともにご紹介いただきました、総監督を退任いたします柿元です。長い間大変ありがとうございました」と集まった多くのファンに、あいさつを行った。以下に全文をご紹介しよう。


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