■関口雄飛のコメント
「今回の公式テストでは、前回の富士での課題を解決すべくヨコハマタイヤさんが開発してくれた新しいタイヤのテストを中心に、その評価を進めながら、次の菅生戦に向けてのセットアップを煮詰めていくという内容でした。

タイヤ開発という面では、タイヤへの入力状態や限界地点でのグリップ感などに関していろいろと細かなコメントを求められる場面も多く、プロとしてのシビアな判断を要求される中、満足してもらえる仕事ができたと思います。菅生戦に向けてのセットアップも順調で、タイムアタックではトップタイムをマークすることができました。

ピットに戻ってきた時に、迎えてくれた坂東監督の笑顔が嬉しかったですね。もちろんトップタイムを出した2日目のテストの状況に比べて、レース時の路面温度は20°C以上高くなると思いますので、しっかりと本番に向けて準備を進めていきたいです。今日はGT300でも後輩の山田真之亮選手がトップタイムをマークしてくれたので、FIA-F4から彼のドライビングを見守ってきた僕としては本当に嬉しいです。BANDOH RACINGとしても、両クラストップは、満足できる1日でした。

しかしその夜、ル・マン24時間レースの中継を観ていて、悪夢のようなラストシーンには、TOYOTA GAZOO Racingの一員として悔しくて涙が出ました。もちろん小林可夢偉選手の2位入賞は嬉しいですが、勝てなかった中嶋一貴選手の胸中を想像すると、自分のことのように胸が痛みました。ル・マン24時間耐久レースの怖さと厳しさ、そしてル・マン24時間耐久レースが、レースの世界の頂点として君臨する挑戦しがいのあるレースなのだと、改めて痛感しました。いつの日かこのレースに挑戦し、TOYOTAと共にセンターポールに日の丸を掲げたいと強く思った夜でした」

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