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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.04.20 18:35
更新日: 2018.04.20 18:42

LEXUS TEAM Weds Sport BANDOH スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM Weds Sport BANDOH スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

2018 AUTO BACS SUPER GT Round 1
「OKAYAMA GT300km RACE」

新生19号車の開幕戦は9位フィニッシュ!表彰台は次戦に持越し

■開催日 予選4月7日(土) 決勝4月8日(日)■開催地 岡山国際サーキット
■入場者数 予選10700人 決勝28400人

 桜も散り、冬に戻ったかのような寒さの中、2018年 SUPER GTシリーズが開幕を迎えた。

 LEXUS TEAM Weds Sport BANDOHは、ドライバーを変更し、3年目の国本雄資選手とTDPドライバーの22歳山下健太選手を迎え入れ、新生19号車として開幕を迎えた。シーズンオフには多くのテストをこなし、先日行われた富士の合同テストではトップタイムを叩き出すなど沢山の期待と共にシリーズチャンピオンを目指してまた1年が始まった。3月19日には織戸学氏のエクゼクティブアドバイザー就任を発表し、よりGT500の中でも注目をされるチームとなった。坂東正敬監督を筆頭に昨年のチャンピオンマシンのLC500、そして足元を支えるタイヤブランドは今年でブランド設立40周年のADVANと共に大事な1戦が岡山国際サーキットで行われた。LEXUS TEAM WedsSport BANDOHの予選は、ポールを獲れる自信はあった。

 金曜日の雨の影響で朝9時のサーキット路面はまだ乾いていない。路面温度は合同テストよりも低い9度。持ち込みセットや持ち込みタイヤなど不安と期待が入り混じる中、練習走行は始まった。まずは国本選手がマシンに乗り込み、路面が乾くまでピットにステイし、他車のタイムを様子見ながらコースイン。途中、赤旗提示などがありメニューは順調に進まず、山下選手も多くの周回数を重ねる事が出来ないまま練習走行時間は進んで行った。

 しかし、国本選手は路面が乾き始めると1分19秒323のタイムを叩き出し、総合トップのポジションを奪った。山下選手もGT500占有で国本選手のタイムは上回る事は出来なかったが総合2番手のタイムを叩き出し、チーム雰囲気は最高なまま練習走行を終え、ポールポジションへの期待が更に高まった。

■予選 4月9日(土) 【7位】

□公式予選 天候:曇り | コース:ドライ/ウェット | 気温/路面温度 Q1開始時10℃/14℃、

 Q1をドライブするのは山下選手。

 晴れ間も覗き路面コンディションもドライとなったが気温、路温は上がってこない。

セッション開始5分後にコースイン。計画通り5周目に計測開始、タイムを大幅に上げたが更に6周目もアタックする。新人とは思えないほど冷静なアタックで1分18秒619の7番手を記録する。

 Q1トップは24号車1分18秒160。2番手100号車3番手17号車、4番手23号車。LC500勢6台中2台しかQ2に進むことが出来ず、波乱の予選となった。同時に今年の3メーカーがこのノーウェイトで僅差のタイムを記録しており今年の展開が益々読めないQ1となった。

 Q2開始時には天候が変わりGT300予選時にはすでに路面はフルウェット状態。

 そしてQ2開始、ドライバーは国本選手、まずはソフトタイヤを装着してコースイン。

 しかし、路面とマシンとタイヤが上手くマッチせず、すぐさま他のタイヤを準備し、ピットイン、そのまま最後まで計測するがトップは獲れず、1分29秒793ので7位。

 トップは17号車の1分26秒905、2位は8号車、3位は3号車の順となった。

 天候を味方につける事はできなかった19号車は7位からスタートだが日曜日の天候は、雨は降らない予報だったので多くの期待を膨らませ、決勝日に備えた。


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