各ドライバーがわずか1度きりのチャンスにかけるなか、抜群のタイムを出したのが、S Road GT-Rの千代。第2戦でもコースレコードを出す速さをみせていたが、今回は暑さの関係で記録更新とはならなかったものの、ライバルを大きく引き離す1分28秒398をマーク。2位以下に0.4秒近い差をつけてトップ通過を果たし、2番手にはカルソニックIMPUL GT-Rの安田裕信。富士を得意とするGT-Rがワンツーを占めた。
GT-Rの2台の後ろには序盤戦で苦しんでいたホンダNSX CONCEPT-GT勢が続き、KEIHIN NSX CONCEPT-GT、ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT、RAYBRIG NSX CONCEPT-GTが続いている。また、ランキング首位で84kgのウェイトハンデを積むMOTUL AUTECH GT-Rも松田次生が8番手に滑り込みQ2へ進出した。
その一方で、レクサス勢がまさかの大苦戦。WedsSport ADVAN RC Fを除く5台がタイムを伸ばせずQ1で脱落。赤旗中断などはなかったが、いきなり大波乱の予選Q1となった。
