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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.05.21 07:00
更新日: 2018.05.21 02:34

LEXUS TEAM ZENT CERUMO 2018スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM ZENT CERUMO 2018スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

 石浦は本来クリアなスペースで自分のペースを守りたいところだったが、2台のライバルとのバトルを展開することになってしまう。前を行く#3 GT−Rはペースも速く、なかなか石浦も仕掛けることができない。

 そんななか、今度は後方からハイペースで追い上げてきた#36 LC500が迫ってきた。39周目、石浦は#36 LC500に先行を許してしまい、これでポジションは9番手となってしまう。しかし石浦は、今度は#3 GT−Rが抜き前に出てきた#19 LC500を41周目にオーバーテイク。これでひとつポジションを戻し、8番手に浮上した。

 ただ最後まで#3 GT−Rを抜くことはできず、ZENT CERUMO LC500は8位でフィニッシュした。苦しい展開ではあったが、貴重なポイントを持ち帰ることには成功した。苦戦のなかでもしっかりと得点することは、目指すチャンピオンに向けては重要な要素だ。LEXUS TEAM ZENT CERUMOは次戦、タイのチャン・インターナショナル・サーキットで開催される第4戦で逆襲を狙う。

ZENT CERUMO LC500の立川祐路と石浦宏明

ドライバー/立川祐路
「予選順位からひとつでも挽回しようと、序盤からプッシュしつづけました。ただ鈴鹿サーキットはうしろにつくとダウンフォースが抜けてしまい、オーバーテイクするのはなかなか難しかったです。1台をかわすことはできましたが、展開としてなかなか大きく順位を上げることができなかったです。最終的にポイントは獲ることはできましたが、苦しい週末になってしまいましたね。とはいえ積むウエイトハンデも少しですし、その分タイで大量得点を獲りにいきたいと思います」

ドライバー/石浦宏明
「セーフティカー明けで、早めに入ったマシンがクリアなスペースで入っているのを見て、すぐに入った方がいいと判断しました。ただ、ちょっとタイミングが遅かったかもしれませんね。ライバルのタイヤは温まりも良かったので、そのマシンに前に行かれ、付き合わされてしまったのは悔しいところです。そこからバトルを展開しながら走ることになりました。自分のペースがもう少し速ければ良かったのですが、同じタイヤのライバルにも負けていた。その原因がなんだったのかを見つけて次戦に挑まなければいけないと思うので、しっかりチームと話をしてタイに向かいたいと思います」

浜島裕英監督
「序盤立川選手が頑張ってくれていい位置につけることはできましたが、その後順位を落としてしまったのが悔しいですね。ただ、ピットクルーはできることをやってくれましたし、ドライバーも全力で戦ってくれた結果ですから。予選でもっと前にいなければいけなかったですね。次戦はタイですが、今年はチャンピオン争いも混戦で、ライバルもウエイトハンデが増えている。きちんと勝てるように準備をしていきたいと思っています」

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