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投稿日: 2018.05.22 06:00
更新日: 2018.05.21 22:54

ニッサン スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート


スーパーGT | ニッサン スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

5月20日 鈴鹿サーキット

 2018年スーパーGT第3戦は、例年真夏の8月に1000kmの耐久イベントとして開催されてきた鈴鹿サーキットでの決勝レースが、久々の300km戦として5月に移動。20日に決勝レースが行われ、予選6位からスタートした#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー)が力強いレースペースでポジションを上げて4位に入賞。残る3台のGT-Rもそれぞれ順位を上げ、全車がポイントを獲得しました。

 五月晴れで絶好のコンディション、サーキットに詰めかけたファンにも最高のレース日和となった鈴鹿ラウンドの週末、決勝レースは午後3時20分にスタートしました。

 予選6位からマーデンボローがスタートドライバーを務めた#12 GT-Rは、オープニングラップで5番手に浮上すると、13周目に他車のアクシデントでセーフティカーが導入されたことを契機に、4位との差を一気に縮めることに成功します。
 
 一方、ランキングトップでこの鈴鹿戦で唯一燃料リストリクターのランクを絞られ、出力が抑えられるハンデを抱えた#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は、最後尾の15位スタートながらクインタレッリの定評あるスタートで1周目に2台をオーバーテイク。さらに9周目のヘアピンコーナーでは一気に2台をかわし、レース序盤で11位までポジションを押し上げます。

 3位までポジションを上げて24周を終え、佐々木にドライバー交代した#12 GT-Rは、暫定6位でレースに復帰。全車がピット作業を済ませると再び5位に戻って前を追いかける展開となります。その後は前を行くライバルがペナルティで姿を消す波乱もあり4位に浮上し、ファイナルラップには後続からの猛チャージを受けますが、佐々木が巧みなライン取りでこれをディフェンス。約0.6秒差で4位入賞を果たしました。
 
 また26周を終えて松田にドライバー交代した#23 GT-Rは、アウトラップでも冷えたタイヤで巧みに順位を守り、その後も他車のペナルティやピット作業のロスなどで、38周目には5位に浮上。前を行く#12 GT-Rとの差を懸命に詰めたものの、やはり燃料リストリクター1ランクダウンの影響は大きく、終盤に惜しくもポジションを落としての6位フィニッシュとなりました。

MOTUL AUTECH GT-R
MOTUL AUTECH GT-R


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