今回のSUGO戦のGT500の優勝争いに目を移すと、まずは当然、ウエイトハンデが軽いマシンが理論上、大きく優位に立つ。そしてミシュラン、ヨコハマタイヤ勢が強いのも、このSUGOでの特徴だ。ウエイトハンデを見ると、12号車のカルソニック IMPUL GT-R、CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rはパフォーマンスが高いながら軽量で、前戦に続いていつ勝ってもおかしくない好条件だ。

 ただし、今回のSUGO戦で予想をする上でやっかいなのが、天候だ。現在のところ土曜日の予選が雨模様で、決勝が雨上がりのドライが予想されるという、なんとも微妙なコンディション。

 雨絡みとなると、予選一発ではウエイトハンデの影響も少なくなることから、比較的重めのマシンも予選で上位に来やすい。と考えると、優勝候補の数は一気に広がってくる。その中で、敢えて優勝候補を絞るとするならばドライバーズランキング中団グループ、ランキング6位のMOTUL AUTECH GT-R、そして7位のARTA NSX、8位のWAKO’S 4CR LC500、そして10位のZENT CERUMO LC500か。

 GT300にとっては、この中高速コーナーの多いSUGOはJAF-GT勢が回頭性の高さを充分に発揮できる得意なサーキット。JAF−GT勢以外にもメルセデスAMG GT3やレクサスRC F GT3も中高速コーナーが速く、SUGOでのパフォーマンスは高い。

 その中でも今回のFGT300クラスで注目したいのがSUBARU BRZ R&D SPORT。ウエイトハンデはわずか22kgで、トップのARTA BMW M6 GT3の102kgとはなんと、80kg差。ここまで全5戦中完走が1回とトラブル、アクシデントに悩まされているが、その完走できた1戦が3位表彰台と、レースフィニッシュできれば上位に来れるだけの速さは持っている。

 GT300のタイヤ事情としては、普通の雨になればブリヂストンが圧倒的に高パフォーマンスを見せるだけに、天候とタイヤメーカーとの組み合わせは雨予報の予選では最大の注目どころとなる。

 例年、ファイナルラップまでトップ争いがもつれることが多いSUGO戦。果たして今週末はどんな展開が進められるのか。さまざまな注目点で見てみたい。

本日のレースクイーン

菅田れもんすだれもん
2026年 / スーパー耐久
D’stationフレッシュエンジェルズ
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技
    【最難関は最初にやってくる】
    FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年6月号 No.1620

    [特集]新世代F1テクノロジー新解釈
    パワーユニット、エアロ、足まわり
    ──世界一の知恵比べを読み解く

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSU 2026 マフラータオル(DRIVER)

    2,500円