GT300専有走行まで残り15分となる午前10時の時点で、GT500は連覇が掛かる1号車、KeePer TOM’S LC500の平川亮が1分37秒953の首位タイムをマークし、フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R、KEIHIN NSX-GTのトップ3に。
GT300はSUBARU BRZ R&D SPORTが首位に立ち、マネパ ランボルギーニ GT3、リーガルフロンティア ランボルギーニGT3のウラカン勢が続く展開。その後、路面状況も急速に改善が進むと、各車予選シミュレーションを行った10分間の占有走行を前に1分46秒974へとさらにタイムを短縮した61号車BRZがトップを堅持。
2番手にこちらも同じく専有前にタイムを更新したグッドスマイル 初音ミク AMGが浮上し、逆転タイトルに向け虎視眈々。3番手にはマネパ ランボルギーニ GT3が最後のアタックで再浮上。チャンピオン最有力の選手権首位、55号車ARTA BMW M6 GT3は14番手に留まった。
また、この専有走行では、CARGUY ADA NSX GT3が左リヤタイヤが外れかかったか、リヤから白煙を上げてマシンを止めるアクシデントも起きている。
GT500占有走行を前に気温は21度まで上昇し、それに伴い路面温度も27度とさらにドライアップが進むなか、セッション残り2分でベルトラン・バゲットのEpson Modulo NSX-GTがコースレコードまでコンマ6に迫る1分36秒697をマーク。2番手にジェンソン・バトンの100号車RAYBRIG NSX-GT、3番手にZENT CERUMO LC500の石浦宏明が続いている。
このあと快晴予報で10月上旬並みの気候となりそうなツインリンクもてぎでは、午後14時からノックアウト方式での公式予選セッションが行われる。





