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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.04.16 12:52
更新日: 2019.04.16 14:54

LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S 2019スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM LEMANS WAKO’S 2019スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

2019年スーパーGTシリーズRound.1 岡山サーキットレースレポート
#6 LEXUS TEAMLEMANS WAKO’S
WAKO’S4CR LC500
Kazuya OSHIMA
Kenta YAMASHITA

◆予選

天気:晴れ~曇り
コース状況:ドライ
気温:16度
路面温度:25度(GT500クラスQ1開始)
予選開始:15時18分(GT500クラスQ1開始)

 人気も競技レベルも高く、ハコ車のレースカテゴリーとしては世界最高峰といえるスーパーGT、今年もシリーズは岡山国際サーキットで幕を開ける。LEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sの今季ドライバーコンビは大嶋和也と山下健太だ。大嶋は今やレクサス勢を代表するベテランのひとりで、チーム不動のエース。移籍新加入の山下は23歳、将来を嘱望される新進気鋭である。
 
 そしてチームの技術陣にも一層の体制強化が図られた。昨季のスーパーフォーミュラでチャンピオンエンジニアとなった阿部和也が久々にチーム復帰、レクサスLC500のセットアップの陣頭指揮を執る。タイヤはもちろん今季もブリヂストン。さらなる充実を示すチームを率いるのは、やはりおなじみの“ミスタースーパーGT”こと脇阪寿一だ。2016年と2017年にあともう少しと迫りながらもつかめなかったシリーズタイトル、その獲得を目指し、GT500クラスの激しい戦いに臨む。

#6 WAKO’S 4CR LC500予選結果:9位(予選Q1ベストタイム:1分17秒992/山下選手)

 開幕前のテストから好調、就任4年目の脇阪監督が「これまでで最高の手応え」を感じつつ迎えた開幕戦、予選日はドライコンディションとなった。朝の練習走行では山下が1分18秒191で全体7番手タイム、レクサス勢トップにつけた。
 
 予選では山下がQ1、大嶋がQ2をそれぞれ担当する。Q1で山下は1分17秒992をマーク。これは従来のコースレコードを破るタイムだったが、全体のタイムアップが著しく、Q2進出圏の8位にはわずか0.086秒届かず、予選9位という結果に。タイヤを温めている段階でトラフィック(他車の走行の余波)に遭遇した不運が影響してしまった。

大嶋和也と山下健太
大嶋和也と山下健太

◆決勝

天気:雨
コース状況:ウェット
気温:12度
路面温度:14度(スタート時)
予選開始:14時30分
レース予定周回数:82周(約300km)

#6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也選手&山下健太選手)
決勝結果:13位(所要時間:1時間53分53秒140=30周でレース終了/ベストラップ:1分35秒371=大嶋選手)

 天気予報が微妙だった決勝日、岡山国際サーキットには昼前から雨が強弱の変動を繰り返しながら降ることに。路面状態はウエットとなる。決勝直前の20分間のウォームアップ走行では、大嶋が1分32秒696をマークして2番手。良好な感触をもって決勝レースに臨む。
 
 #6 WAKO’S 4CR LC500は9番手からの発進、前半担当は大嶋だ。セーフティカー(SC)先導での隊列走行スタートになり、3周終了時にSCがコースを去ってから実質的な戦いが始まった。だが濡れた路面と水幕による視界不良でアクシデント続発、SC導入や赤旗中断が繰り返される展開に。
 
 大嶋は4周目に10番手に下がり、さらに11周目のリスタート時に1コーナーでオーバーランをして15番手に後退してしまう。選んだタイヤがコンディションにマッチせず苦闘が続いた。それでも粘走する大嶋は、37号車の後退により14番手に浮上。その後37号車には再び先行されるが、上位でアクシデントが発生、1号車がラップダウンになって、大嶋は14番手へと戻る。


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